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令和 2年 3月定例会(第3日 3月10日)

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  1. 琴平町議会 2020-03-10
    令和 2年 3月定例会(第3日 3月10日)


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    最終取得日: 2021-05-06
    令和 2年 3月定例会(第3日 3月10日)                会 議 の 経 過    会期 第3日 令和2年3月10日(火曜日)  議事日程(第3号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(安川 稔君)  おはようございます。(「おはようございます」という者あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  これより、令和2年3月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。             (再開・開議 午前 9時30分)
    ○議長(安川 稔君)  本日の議事日程は、お手元に配付しましたとおりであります。 ○議長(安川 稔君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、      5番 森藤 泰生君及び      7番 今田 勝幸君 を指名いたします。 ○議長(安川 稔君)  日程第2 一般質問 を行います。  本日は、通告7件のうち、通告順に従いまして、残りの3件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限会議規則第55条ただし書きを準用し、その制限を超えることを可とし、また、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許可します。  最初に、9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従って一般質問をします。  1、新型コロナウイルスと町の対応について、2、非正規職員待遇改善について、3、小学校の統廃合について、4、琴平町低速電動バスの運行について、5、いこいの郷公園の指定管理者の定める利用料金について、6、町立図書館について、7、琴平町情報公開条例の運用について、以上。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  1、新型コロナウイルスと町の対応について、今や新型コロナウイルスの感染がとうとう四国の徳島に迫ってきました。スポーツ等においても、行事を延期したり、また、中止するところもあります。予断を許さない事態が生じているのです。  それでは質問に入ります。  間近に迫っている保育所や幼稚園の卒園式や入所式、または琴平の小・中学校での卒業式や入学式、それらについて町はどのように対応しているのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋 籌男議員の質問に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男議員の質問に対し答弁を行います。  まず、新型コロナウイルス感染症に対する町の対応についてのお尋ねでございます。そのうち、今回保育所、幼稚園、並びに小・中学校の入学式、並びに卒園式、卒業式等についてのお問い合わせでございますが、まず、町としてですね、保育所に対することにつきましてのみ、答弁いたしまして、あと学校関係については、教育長より答弁いたします。  保育所の終了式につきましては、北保育所、また南保育所ともに3月24日に開催いたします。現時点では、いずれも実施予定でございますが、来賓は案内しない予定でございます。入所式につきましては、今後の動向を見極めた上で、適切に対応する予定でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(篠原 好宏君)  眞鍋議員のご質問にお答えいたします。  令和2年2月28日の香川県教育委員会の教育長からの新型コロナウイルス感染症対策による臨時休業についての通知を受けて、早急に臨時教育委員会を開き、教育委員会として、県教委の通知のとおり、幼稚園、小・中学校の卒園式及び卒業式は、基本的に卒園、卒業学年の園児及び児童・生徒とその保護者のみとしております。  また、時間の短縮及び椅子の間隔を広くとるなどして行うようにしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。   (「議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  2、それらの式の際、来賓の祝辞を今回に限り取り止めにすることは考えているのですか。時間が短縮できて、人と人の接触の機会も少なくなると思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  保育所の対応について申し上げます。  先ほど申しましたように、来賓出席を要請してないため、来賓祝辞も同様にございません。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。令和2年2月26日付香川県教育委員会事務連絡、学校の卒業式、入学式等の開催に関する考え方を参照し、ご来賓の出席はご遠慮いただくことにしておりますので、ご来賓の祝辞はございません。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、町の最大のイベントであるこんぴら歌舞伎大芝居ももう直ぐです。その点、どう考えているのですか。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、こんぴら大芝居につきましての質問でございます。  来月4月の11日から始まります琴平町町制施行130周年を迎えました。琴平町の春を彩ります一大イベント、第36回の四国こんぴら歌舞伎大芝居を前にいたしまして、議員ご指摘のように、国内外ともに大変問題となっておりますこの新型コロナウイルスの感染症につきまして、議員の皆様初め、町民の皆様、観光や歌舞伎に従事されますあらゆる方々がご心配いただいていることと私も伺っております。  先日2月27日の国の指針でもありました今後2週間を見据えた多くの方が集まる会合、また文化的イベント延期、規模縮小、また中止などの自粛の要請がありました。町といたしましても、ご質問にありますように、第36回の四国こんぴら歌舞伎大芝居の開催につきましては、公演の実施有る無しにかかわらず、鋭意準備をしているところでございます。また、松竹株式会社とも本公演につきまして協議を持ち、調整をしていく必要性があるというふうに思っております。  今後の国の指針によりますものが大きいため、動向を踏まえて遅くとも3月末までには最終的な判断を示させていただきたいと考えております。  現時点では、開催を前提とした上で、感染予防対策に万全を期するために、例えば、公演の前、公演の後に除菌をするスタッフを用意したり、業務用の超音波霧化器の設置をしたり、お客様がご入場いただく際に、手、指のアルコール消毒をお願いしたり、また、マスクを常備していただくなど、またサーモグラフィーによりまして、機器を取りつけまして、体温測定を行い、体温高い方にご入場をご遠慮いただくなど、あらゆる限りの対策を現在考えながら、皆様に安心して公演が開催できるように努めてまいる考えでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私、最近住民の方といろいろ会って話しするのですけど、住民は、今回のこんぴら歌舞伎、眞鍋さんできたら、もう止めとったらええいう声が多いんです。その理由としては、やっぱり歌舞伎小屋が戸閉めてしまうのと、それとやっぱり小さい升席に4、5人顔と顔が息もかかるぐらいの近さなので、それらいろいろあって、今回はいう声が多いんですけど、その点どう思いますか、町長。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。今議員ご指摘のように、私のほうにもですね、いわゆるそういったリスクですね、に対する不安の声も直接、またいろんな形で聞いておりますし、伺っております。  参考になりますかどうか、今の時点で申し上げますと、今、歌舞伎座ですね、松竹さんがしております東京の歌舞伎座歌舞伎公演が、先日まではですね、3月の10日までを延期しておりました。2日前になりまして、10日までの延期を15日までの延期ということにさらに延期となりました。但し、3月16日からは歌舞伎座は開演する予定であるというふうに伺っております。また、宝塚歌劇団もご存じかと思いますけども、宝塚のほうも、あらゆる、先ほど私も申し上げましたけども、あらゆる手段を持ちまして、開演しています。一方でですね、京都の春を彩る都踊り、議員さんもご存じかと思いますけども、これを南座で今年は4月にする予定だったのがですね、この感染症対策ということで、中止ということで、今、演劇関係は、全国的に対応が分かれているところでございます。  ご心配の部分につきましては、特に今、香川県には、コロナウイルスのいわゆる感染者が今は出ていないという現状の中で、もし、町外、また県外、全国からお客さんが金丸座に来られた際に、感染をすることのリスクについて、多くの住民の方がご心配されているかと思いますけども、そのあたりにつきましてはですね、今、先ほど申しましたように、プロといいますか、専門で対応しているところの対応、また先ほども答弁いたしましたように、松竹とも協議をした上で、ぎりぎりのところまでできるかどうかを判断した上でですね、開催、またはやむを得ない場合には、勿論、先ほど申しましたように、中止の可能性も含めて、十分協議と対応していくつもりでございます。議員さんがお耳にされてる住民の方々のご心配については重々承知した上で、判断はしていくつもりでございますので、またご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  先日、国のほうでは、3月19日が一つの区切りみたいに言うて、今、町長は、3月末言うたです。それまでは準備、調整と言っていましたけど、3月末では遅い、もし、止める場合、何故かというと、やっぱり町が止める場合は金返さないかんから、券買っとる人ですよ、歌舞伎の券、その場合、いろいろ調整しよったら、私は国がある程度方針出したら、19日、20日、21日、22日、それから休み入ってきたりいろいろするのでね、私は3月末ではっきりするのは遅いと思います。その点どうですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  判断をいつまでにするかということにつきましてはですね、これは、今、先ほど申しましたように、現時点では開催する方向で動いていると、今言われる判断というのは、止めるんやったら早く止めろということが、多分議員さんの質問の趣旨かと思いますので、現時点では、やる方向でありますし、昨日の報道ありましたように、専門家会議でしたかね、厚労大臣でしょうか、19日には自粛を継続するかどうか判断するということでありますけれども、ただ、プロ野球の開幕もですね4月の12日に延期ということで、その辺も考えると、4月に入った場合の対応についても、まだ流動的であるかなと思いますので、確かに、余りぎりぎりまで引っ張っての判断はいかがなものかというのはありますけども、日々刻々と情報、また政府、国の方針等も変わっておりますし、これもですね、例えば、町内から感染者が出た場合、県内で感染者が出た場合、そういった場合にも、またこの大きく配慮せないかん部分もありますので、一概にいつというふうなことがなかなか言えないのはそれはご理解いただいて、最悪遅くとも判断するのは今月末がぎりぎりかなというふうに現時点では思っておりますので、逆に言うと、早い時点でもっと決断する可能性もあるということも含めて、我々も考えておりますので、そのあたりはご理解いただけたらと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長は、プロ野球4月云々で延期いうて言いましたけど、わしも思ってたんですけど、延期いうことは、考えにあるんなないんな。私が言っていたのは、中止するんやったらで、3月末は国があれ出して、それは中止の場合ですけど、延期じゃわ要するにな、延期いうことは。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。
    ○町長(片岡 英樹君)  先ほどプロ野球の開幕を延期した部分で、今言われたと思いますけども、プロ野球の場合は年間の140試合のですかね、スケジュールをスライドさせて、または短縮するなどして、開幕をずらせましたけれども、歌舞伎の場合は、制作をお願いしている松竹の、また出演者の俳優の方の都合もありますので、まだその辺は当然、話はしておりませんが、今の36回の春の歌舞伎をですね延期というのはちょっと厳しいかなと思います。ただ、別の形で何らかの対応というのは考えられますが、あと、現実問題といたしまして、金丸座のですね、耐震工事の予定をこの後ありますので、そのあたりも含めて考えると、延期というのはちょっと厳しいかなというのがありますので、どちらかというと、春の歌舞伎については、中止ということに考えられると思います。ですから、プロ野球を延期したというのは、それはあくまでも4月に開幕を延ばしたので、4月だったらどこも何とかなるかなということの例えでございますので、歌舞伎を延期するということではございませんので、そのあたりはご理解ください。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これはあくまでも、私が耳にしたことなんですけど、こんぴらは観光客は沢山来るので、風評被害といいますか、こんぴらに行くな、あんた何かあったら困るやないか、そういう被害が出ているのはご存じですか。こんぴらはやっぱり、方々から来るじゃないですか県外からも、国外からも、いろいろな人が観光で来るので、こんぴら行ったら、要するに、コロナウイルス、香川県出てないですけどね、いろいろな県外、国外、それらが風評被害といいますのは、こんぴら行かんほうがええぞいうふうに、それは間接的に聞いとんですけど、どう思いますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  質問は、聞いてるかどうかという質問やと思いますけども、それに対するコメントは私はできません。それから、聞いてるかどうかというと、それは琴平に行くなということですか。ちょっと、質問の趣旨がわからないので、答弁しかねます。済みません。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  こんぴら行くなということですよ。風評被害ってこんぴら。それは議長、次行きます。 ○議長(安川 稔君)  はい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これまでに、どのような対応をしてきたのですか、これはもちろんコロナウイルスについてですけど。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  コロナウイルスの町の対応のことについての質問かと思います。ご質問の回答する前に、今、先ほども申しましたような、関連いたしますけども、感染の疑いがある人が出た場合につきましては、担当課であります子ども・保健課と中讃保健所にて協議がなされております。  町が相談を受けた場合、速やかに中讃保健所に報告し、保健所の指示に従い行動することとなっております。また、感染者が出た場合の対応につきましては、各施設、各関係団体及び町民に対し、情報の発信と、各施設などの消毒を速やかに実施し、これ以上、感染者が増えないよう町ができる限りの行動をとりたいと考えております。  また、感染対策協議につきましては、現在、合わせて3回課長会等通じて、開催し対策等を協議しております。  1月31日に新型コロナウイルスに関する会議を開催いたしました。また、2月14日、2月28日にも琴平町新型コロナウイルス感染対策会議も開催いたしました。その中で、町民向けに対しまして、手洗いであったり、緊急の連絡先、保健所等の記載したチラシを作成し、配布を行っております。  また、3月15日までの公共施設については、休館、また、小学校、中学校の対応、幼稚園、保育所の対応等を検討いたしました。現在あわせて、町主催の行事の中止・延期、町主催以外の行事の主催中止・延期の要請を行いました。  また、先ほど、今申しましたけども、15日までの対応を、15日までは公共施設は今休館しておりますけども、それ以降につきましては、どうするべきかというのは、今週末にももう一度会議を開きまして、休館を継続するか、自粛を要請するか、通常モードにするか、また、今週中に各小学校、中学校の校長さんと教育長と私も踏まえて、学校の様子も聞いた上で、学校に対する対応についても、現場の声を聞いて、考えていきたいと思います。  ご指摘のように、全国各地の自治体、学校はですね、今この事態に対して、休校したり、開校したり、いろんな対応をとっておりますし、町にとっても、いろいろ対応しております。  また一番、不安を感じてる点は、ご案内のように、鎌倉市であったり、神戸市のほうでは、市職員が感染者が発生し、閉所、役所の閉所を行っているというところもあります。町といたしましても、そうしたようにもしも町職員から発生した場合、いろんなケースも踏まえてですね、速やかに対応ができるように、内部で協議し、その策を考えていくところでございますので、またご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長は、チラシ何か作っている言いましたけど、チラシ、そのチラシ私見たことないんですけど。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  3月2日には議会のほうにも全員協議会があった際に、こういったものを作っておりまして、配付ということで、もうちょっと前でしたかね、一度は報告はさせていただいております。チラシです。もっと早かったかな。  済みません。もっと前の段階でした。2月の配付したのが2月22日ですので、こういうものを配付して、注意喚起しております旨、報告はさせていただいております。チラシでございます。今、庁舎内にもいっぱい張っているやつでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、例えば、これがチラシとするわな、チラシとした場合、今、町長が言ったように、保健所行くと言いましたね。保健所の電話番号入れてますね。何番か知りませんけど、こうなった時の保健所の電話せえよと、ちゃんとしてますね。よっしゃ。  2、非正規職員待遇改善について、1、昨年12月議会に提案された会計年度任用職員の条例の施行によって、非職員の人件費は、今年度に比べてどの程度増えるのですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、新年度より始まります会計年度任用職員につきましての対応につきましてのご質問をいただいております。  今、ありましたのは、今年度では、臨時職員嘱託職員臨時アルバイト職員の人件費は、賃金、報酬として計上しております。新年度におきましては、会計年度任用職員として待遇改善を行い、合わせまして3,590万円程度増加する見込みでございます。これは予算ベースでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、昨年12月議会の答弁では、非正規職員臨時職員嘱託職員の合計は58人で、正規職員に122人の約半数に近い数字になっていますが、非正規職員を減らす方策は考えているのですか。要するに、正規を増やせというわけや、するんやったら。まあええわ。答弁、はい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。現在、雇用しております臨時職員嘱託職員、一人一人面談を行った上で、業務の内容や、勤務状態を確認いたしました。会計年度任用職員制度が開始されますこの4月からは、総務課が一括して任用することとなりますので、必要な業務、必要な時期に、適正な人員配置を行っていきたいと考えております。そうすることにより、必要な人員数の雇用になると考えております。  減らす方策等につきましては、そのあたりを勘案した上で、検討してまいります。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私が言っているのはね、正規の職員より、非職員のほうがよう仕事しよるんがおるやないか。どやんなっとるんや。えっ。次行きます。  3、会計年度任用職員の条例の施行される今年4月以降、フルタイムパートタイムの各職員の人数はどのようになる予定ですか。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問のフルタイムパートタイムの人数についてのお問い合わせでございますが、新年度当初予算ベースで申し上げますと、フルタイム会計年度任用職員は、幼稚園の園長及び保育所の所長を予定しております。これは3名になります。  パートタイム会計年度任用職員は、臨時職員は34名、嘱託職員は21名、地域おこしの職員は3名、臨時アルバイトの職員は、預かり保育については10名、放課後児童クラブアルバイトが10名、確定申告時期やゴールデンウイークの要員・保育士のアルバイトなどのいわゆる短期間の雇用者は合わせて24名を含めて、102名を予定しております。  ただし、これは、予算ベースでございますので、実際には、雇用については人事異動等あるので、若干の人数は差は出ますけども、現時点での予算の予定では102名ということでご理解ください。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4、会計年度任用職員の条例の施行によって、非正規職員の実際の手取り月収が減る者はいますか。いる場合、その人数は幾らですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  月収ベースの質問ではございますけども、国の示す試算方法をもとに、業務内容等を考慮して、給料等設定しております。結果として、月収が減る者は2名を見込んでおりますが、年収ベースでは減らない見込みです。つまり、月の給料でいいますと減りますけども、この後質問もありますけども、期末手当が出ますので、合わせると、年間でいうと減らないと、減る人は1人もいないということでご理解ください。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  昨年12月議会の答弁では、非正規職員平均年収は、正規職員平均年収の約35%にすぎないとされていますが、新条例の施行によって、どの程度改善されるのですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。会計任用職員にもいろんなパターンありますけども、今、年間の年収の質問ですので、今年度のいう臨時職員と、嘱託職員だけの年収で言いますので、短期アルバイトのけておりますので、それはご理解ください。  当初予算ベースでは、町職員、正規職員平均年収は、467万7,000円になっております。会計年度任用職員平均年収は、256万7,000円となることによりまして、先ほどの質問に対していいますと、54%になりますので、2割程度は改善したということでご理解ください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  わかりました。すごいと思います。  次、先ほど、月収は減って、ボーナス上がるいうて、2名いうて、どの業種ですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これはですね、雇用契約する時、採用する際に、年間幾らというふうに契約しているがゆえに調整した方なので、地域おこし協力隊と、防災監です。   (「はい、わかりました」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)
     今までに、正規職員と非正規職員の待遇の格差の是正について、どのような対策をとってきたんですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  地方公務員法などに基づきまして、公募して給与や勤務条件などを提示した上で、本人が了承した上で採用しておりますので、不当な待遇はございません。  非正規の職員についても、有給休暇や、通勤手当の支給なども行っております。  また、嘱託職員についても、昇給する制度も設けておりますので、ご心配には当たらないかと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  正規職員と同じ業務をしているにもかかわらず、非正規職員にしている例として、どんな例がありますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  同一労働同一賃金の件に関するご質問かと思いますけども、清掃業務員、また担任の保育士、担任の幼稚園教諭がそれにほぼ同じような業務であると思われます。ただ、正規職員には、非正規職員に比べ、責任のある業務、クラスの担任であったり、清掃車の運転など、そのあたりは責任の度合いを差をつけております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今年、4月以降のパートタイムの職員には、期末手当が支給されますが、一部の自治体では、月給は減らして期末手当に充てるということがあると報道されています。本町ではそのようなことはないですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  月収を減らしてということでございますけども、先ほど来の質問にありますように、国が示しております同一労働同一賃金の原則のもと、業務内容などを考慮いたしまして、給料などを設定しておりますので、月給を減らしての期末手当を充てるということはありません。ただ、報酬が特別交付税措置がある地域おこし協力隊など、年収を定めて雇用しているものについては、契約の年収を下回らないような月収になるように設定しておりますので、ご理解ください。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、小学校の統廃合について。住民より、ここのところ、小学校の統廃合について、なぜ琴平町はこんなにもたもたしているのかという声を耳にします。現時点での統廃合はどこまで進んでいるのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次に、小学校の統廃合問題についての質問をいただいております。  現在の時点というものでございますけども、現在は、町立小学校の統合の資料及び小学校、琴平町庁舎、就学前教育施設などの公共施設の整備の計画の策定支援業務、いわゆるマネジメント支援業務を業者に委託しております。この報告書が間もなくできますので、それをもとに町としての構想案を策定し、その地域教育委員会や議会にお知らせした上で、概ねの了解をいただいて、保護者や住民にお知らせし、新年度の早い段階では、新年度中には、次へのステップに進めていければと考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  先日、町長自身も言っていましたけど、生まれよんが大体40名少しではもう話にならんのですよ。1校にして、学校で、それね、なぜ今回、今までもこれ捉えてきたのを今回再度これ捉えるかといいますと、この声を最近特別聞くんですよ、ようけ。統廃合どうなってるのかという声を。それでね、住民はこうしたらいい、こうしたらいいとは言わないです、あんまり。私は、以前も言いましたけど、1校にすること。以前に言ったように本来なら、中学校のとこへ中学校も小学校も一緒に持ってきたらいいんですけどね、前の町長は、何ぼしても私が言っていること取り上げてくれなかったのでね、今さら言っても仕方ないことですけど。あの時も人数からね、生まれてくる人数やいろいろ、あっ、そうか、高見島ね、高見島の件も言ったはずなんですよ。真っ白い校舎あります、あれ。はい。  ですからその、かといってですよ、琴平町が例えば、宇多津町みたいにばあっと増えたらそんなする要因ないので、現時点で出生率のそいなん考えていったらですよ、2ついうのはやめてもらって、2つにするんじゃなくて、1つにすること。私は思うんです。1つにすることについて、どう思いますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員のご指摘のように、ありますけど、まず、昨日の一般質問でも答弁いたしましたように、現時点では、町といたしましては、新しい土地に新しい校舎を建てるというのが、方針として今残っているところでございます。しかし、今、ご指摘のあるような部分も含めて、財政的な問題を含めて、それと庁舎を早く建て替えしなきゃいけないというような部分を含めまして、再度、今検討に入っているところはご案内のとおりでございます。  ご質問の部分につきましては、今、四十数名生まれておりますので、1校にした場合、2クラスの。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2校にするんは、いかん。 ○町長(片岡 英樹君)  1校にした場合、クラスは2クラスになるわけですよね、小学校は。今は1クラスずつですよね、各小学校で。1つにした場合には、四十数名の学年ができますので、1学年2クラスずつになりますという部分とがありますので、1校のメリットはおっしゃるように、保護者からもそういった声も多くいただいておりますが、ただ、どこにするのかという部分と、それと、また、地域性もありまして、やはり住民の方によっては、地域に小学校があるべきやいう意見もありますし、庁舎の配置も含めて、いろんな意見を私も聞いております。これにつきましては、昨日のご質問ありましたように、いろんな意見ありますし、1校案という部分と、2校した場合という部分とありますけども、今の現在の小学校の校舎自体がですね、リフォーム等でどこまで耐えれるかというところが、それとその経費、また、1校にした場合に、その対応をどこまですべきかという、いろんな要素がございますので、単純にその1校にして、どこに役所を建てるかと、役所も、建てる場合も相当のお金もかかりますので、そういったことを勘案した場合、どの方式がいいのかということで、今、最終的に1校案と2校案というものがどれぐらいの経費になるかということを、業者に算定をしていただいている段階でございますので、今ここでですね、今、ご指摘のように、一般論でいうと、1校にしたほうがメリット多いとはいえ、それが本当に地域にとって、どこにやるかによっても変わってきますので、どこでというのは当然ここではちょっと申し上げられない段階はご理解いただきまして、最終的には町としてはどの方式がいいという判断をする上で、この方式、この方式、この方式では、大体これぐらいの費用があったり、メリット、デメリットいうものを示した上で、最終的に議員各位なり、教育委員会なり、住民、保護者の皆様の概ねの了解をいただけるよう、最終的な段階入っておりますので、また、工期の問題もございます。これも、早くできる、早く庁舎を建てるべきという意見もありますので、その場合ですと、どのやり方がいいのか、もしもすると、それが相反する場合もございますので、相当そのあたりが時間かかっている、言いわけになるかもしれませんが、原因でございますので、そういった面を含めて、またお示しした上で、いろいろなご意見いただけたらと思います。議員のご指摘についても、住民からもいろいろ聞いておりますので、私もそういったものを鑑みて、最終的に協議して判断したいと考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  やはり1校にしたほうが、校長も1人で済むし、先生や何かにつけて、かなりメリットはあると思います。そして、今も言いよったけれど、新しい土地に新しい校舎を建てることは思ったらいかんで、わかった。新しい土地に新しいのはいかんの。それは体張って反対するからな。  そして、言うとくで、次のこと。今の榎井なんか7名になる言いよったでしょ、1クラスが。学校名言うたらいかんけど、7名そのようになる事態を絶えずはらはらはらはらしなきゃいけないんですよ。ですから、早急に、早急いうても、あなたまだ2校や1校と迷っているようですけどね、この際腹くくって、1校いうんは絶対、新しいのは頭入れたらいかんので、わかったな。  はい、次、琴平町の低速電動バスの運行について、この電動バスの運行経路や停留所を決定する際には、町民の意見も聞いたのですか。例えば、自治会長、その他の地元の意見です。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  琴平町の低速電動バスの運行についてのご質問いただきました。環境省の実証実験でございます。クリーンスローモビリティ事業につきまして、琴平町コトコト感幸バスは、町の単独事業といたしまして、平成31年4月1日にJR琴平駅で出発式を行い、4月の2日から24日までの23日間を実験の走行をさせていただきました。その後、環境省の2019年度、IOT技術等を活用したクリーンスローモビリティの効果的導入実証実験の採択を受けまして、本年1月15日に出発式を行い、1月21日から実証実験事業に取り組んでいるところでございます。  この事業は、最長で3年間、令和3年度までの実証実験事業となります。  議員ご指摘の運行ルートや停留所につきましては、現在のものにつきましては、時間的制約があったことから、町がルートやダイヤを決めたものでございますが、今後におきましては、アンケート結果、町民の皆様の意見を踏まえたものとしていきたいと考えております。  来年度には、各ルートごとに各地区の自治会長の皆様と、意見交換会を開催し、協議しながら、乗りやすい、使いやすい、住民のニーズに合った運行ルートを、また運行ダイヤを目指したいと考えております。  ただ、フル充電、電気バスですから、フルに充電した場合でも、1回の充電で40キロの走行距離しかできないこと、また、スピードが19キロメートルということで、遅いことから、渋滞緩和対策として、国道などの車が多く走る道路の走行は、なるべく避けなければならないことはご理解いただきたいと思います。  そうしたあたりもご説明した上で、協議になろうかと思います。ですから、現在のご質問の運行経路、停留場については、町としての案として今動かしておるわけでございますが、ご指摘のように、今後につきましては、そうした意見交換会を通じで、住民のニーズに合った運行ルート、ダイヤになるように目指していきたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今までのそれこそチラシにある分は、自治会長はそういうような人の声は聞いてないと、これから聞く言いよりましたのでお願いします。  この電動バスの運行に要する費用の負担はどうなってますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  費用についてのお尋ねでございます。この事業は、環境省の2019年度IOT技術を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証事業の採択を受けたものでございまして、費用に関しましては、運転手に係る人件費と電気代につきましては、琴平町が負担いたし、それ以外の経費、即ちバスの車両本体、保険、バスロケーションシステム、乗降者のカウントシステム、デジタルサイネージ5カ所の設置費、アンケート調査等につきましては、環境省が負担することになっております。但し、これは、年間3,000万円までとなっております。  ちなみに、令和元年度の琴平町の負担といたしましては、今年の1月から3月までの人件費として、約190万円程度となっております。なお、新年度におきましては、1年間、約580万円を見込んでおりますので、よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  最高時速19キロとされていますが、他の自動車の交通に支障は出ないのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  低速のバスの最高時速19キロということで、渋滞問題はないのかというご質問かと思われます。その点につきましては、十分認識しておりまして、後続車、つまり、低速電動バスの後ろにある車が渋滞した場合には、早目にいわゆる避けまして、道路に避けまして、後続車をやり過ごすように運転手には指導しているところでございます。  現在のところ、渋滞により支障はないと認識しておりますが、もし、そうした情報なり声がありましたら、またお知らせいただき、また再検討させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  何故、琴平町で電動バスを実証運行することになったのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この低速電動バス、グリーンスローモビリティ事業に至った経緯についてのご質問かと思います。議員もご存じのように、琴平町には、これまでコミュニティバスなどの町内を移動するための手段がタクシー以外ございませんでした。高齢化も進展する中、町内に3店舗ありましたスーパーも1店舗になるなど、買い物や銀行、病院などへ行くための、いわゆるご年配の高齢者の足の確保のニーズが高まってきたことは、ご存じのとおりかと思います。  そういった中、コミュニティバスをいきなり本格運行するには多大な経費が掛かることや、一度運行を開始すると、止められないといういろんなリスクもございまして、この環境省の実証実験は、最長3年間の実証実験事業が実施できること、また、本町には、面積が狭いことや、観光地であることや、道が狭い市街地が多いことなど、この電動バスのメリット性が生かせると考え、導入するものに至ったわけでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5番、電動バスの運行の目的は何ですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほどの導入の理由と重なりますけれども、一つは、コミュニティバスが走っていない本町の現状を考え、住民の足の一つになればということが一つでございます。またもう一つとして、本町は観光地でございますので、観光客の持ち出しであったり、また、観光客にとっての一つの目玉になるかという部分について、いうことについて、目的になるかなと思います。
      (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  何故、上櫛梨の北側方面と下櫛梨のほうへは行かないのですか。同じ琴平町の住民です。不公平は許されません。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いわゆる象郷地域の北部まで行っていないと、コースが現在は象郷小学校の北側の旧象郷農協のとこまでしか行ってないことについてのご質問かと思います。この件につきましても、下櫛の住民の方等からも、同様のご意見をいただいているところでございますが、これにつきましては、この低速の電動バスの特性によるところが大きく、まず、1回の充電で先ほど申しましたように、40キロしか走れないということで、便数が限られます。次に、時速が19キロということで、現在、走っております元の象郷農協までのコースにおいても、1周40分今かかっております。  昨年4月の試験走行のときには、下櫛方面まで走行し、1周約1時間かかりました。バスが1台しかないために、1周に時間がかかると、いわゆる便数が減り、利便性が落ちてしまうことを考慮いたしました。  また、気候がよければいいですが、寒い時は大変長い時間乗車しなければいけないという部分もございます。それにあくまでも、これは、環境省の実証実験であり、変更するにいたしましても、環境省からの許可等、手続が必要となっております。とはいうものの、議員のご指摘のように、下櫛も同じ琴平町でございますし、決して軽んじているつもりはございません。  新年度におきまして、先ほども申しましたが、今の走っております現コースの半年以上のデータが集まります秋以降に、各コースの自治会の皆様方にもお集まりいただいて、さきのバスの特性を踏まえた上で、自分たちでコースや便数などの協議を行っていただき、アイデアを出していただいた上で、使いやすいルートを設定していただければと今、予定しているところでございます。また、いろいろと眞鍋議員におかれましては、町民の声等がありましたら、お知らせいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  バスの運転手の人数と、雇用形態はどのようになっていますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  現在の低速電動バスの運転手につきましては、公益社団法人香川県シルバー人材センター連合会と、労働者派遣個別契約を締結しており、5名の運転手が交代で運転をお願いしているところでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  この電動バスは、いつまで運行を続ける計画になっていますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  運行計画につきましては、先ほど来申し上げておりますが、環境省の実証実験募集要項には、実証期間は、事業性の検証に必要な期間とするが、最長3カ年とするとなっており、そういう意味で申し上げますと、令和元年度からの、3カ年でございますので、令和3年度末までの期間となります。  また、年度末には、環境省への最終報告をすることとなっており、そのあたりを考えますと、バスの運行といたしましては、年度末より少し前の令和4年2月末までと考えております。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  令和2年いうたら今年じゃないですか。それから4年間。   (「令和4年になります。」と言う者あり) ○9番(眞鍋 籌男君)  4年までか、令和4年までいけるんやな。  いこいの郷公園の指定管理者の定める利用料金について。  1、昨年12月議会の答弁では、利用料金は琴平町都市公園条例の別表3の範囲内で決定したとしていますが、別表3には会費の決定はありません。条例に違反する会費の徴収をなぜ認めたのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  琴平町都市公園条例の別表3に定められています利用料金と、ヴィスポことひらのホームページなどに記載されております会費、いわゆる月額の利用料金につきまして、いこいの郷公園は、琴平町が都市公園法に基づいて設置した都市公園であり、ことひらいこいの郷パートナーズを指定管理者に指定しております。ヴィスポことひらのホームページなどに記載しております会費、いわゆる月額の利用料金につきましては、公園施設の利用料金ではなく、指定管理者が定めた総合型地域スポーツクラブヴィスポことひらの月会費の額を記載した会員料金でございます。  公園施設の利用料金は、琴平町都市公園条例別表3の範囲以内となっております。ただ、誤解を招きやすいので、ホームページの修正について、業者と現在協議しているところでございます。したがって、都市公園条例で定める利用料金とは、公園施設の利用料金であり、ヴィスポことひらの会費、いわゆる月額利用料金には含まれないので、条例違反には該当しないと判断しております。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  片岡町長、何故それを今まで言わなんだ、今言うたことを。何で今言うたことをもっと今まで2年ぐらい前から同じこと言うような、全然ちんぷんかんぷんなこと言うて、今言うたこと何で早言うてくれなんだ。答えてください。今まで言よんと全然値段が違うんじゃ。いい加減にせないかんで、ほんま人を不快にするんも。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この件について総務課長答弁します。 ○議長(安川 稔君)  はい、総務課長。   (「はい」と呼ぶ) ○総務課長(宮脇 公男君)  済みません。議長のお許しを得たんで、回答させていただきたいと思います。  この利用料金関係が、ちょっと町のほうとしてもちょっと確認、調べなんだいかんので、県のほうともお伺いしまして、こういう格好で今回、お知らせすることになりましたので、よろしくお願いします。 ○9番(眞鍋 籌男君)  答えになっとらへんやないか。  今、町長が言ったのは、今まで、これまで、2年ぐらい前からしていたのが、自分が言ってきたの間違いですということを認めたことになるんで。ええんなそれで。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員のご指摘が、この件につきましてずっとありました。結果として、条例違反にならないという部分についてはご理解いただいているとおりでございますけれども、ただ、町としてのこれまでの答弁であったり、説明について、解釈が変わっていたということについては、大いに反省した上で、訂正せざるを得ないと思っております。それは認めますし、町といたしましても、大変その辺については申しわけないと考えております。どうも済みませんでした。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それやったらええんじゃ。それと。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのね、これは、知事から手紙が来た私に原本や。浜田恵造から。知事から。判があるきん原本やな。その前で。  私がね、香川県知事浜田恵造殿で請願書出したんですよ。内容ここにるる書いてますけどね、それに私は、何でこれ言うかいうたらね、出したのが12月18日に出しとんや。12月18日に。そして、大抵ならね1週間、2週間日にちで切るんですけど、これ請願書にしとんですよ。なぜ請願書にしたかわかりますか。請願書と書いてあるでしょ、ここに請願書、町も来とるはずですよ、ファクスか何かで。請願法いうんがあるんや、請願法、請願法ってわからんわな、請願法言うても。これね、ここが今回の一番大事なとこなんですよ。請願法には、義務付けられとんですよ。答弁せないかんのですよ、返ってこな。普通、要望書や照会書いろいろありますよね。陳情書や、あれは放っといても構わんの。請願書はこれ法律に基づいてしとん。その最後のところで、速やかに対処、速やか、それが入っとんですよ、請願法に。恐らく皆知らんわこういうな。ですから、これね、言うで、聞いてよ、12月18日に出した、知事宛てに。返事が来たんいつやと思う。私ね、12月は無理かな、1月にもう、正月あるわね。ちょっと落ちついたら来るのかと思って待っていたんですよ。1月はしても来ない、1月に来てないんですよ答えが。速やかに対処せいいう、そして、2月入ってもなかなかこんで、私もしびれ切らしたんです。2月14日に知事へ出したんです。何をもたもたしとんやというて、書いて。そしたら急遽、町が慌ただしくなったんです。副町長初め、ほな私、話したでしょ、あのとき5、6人いたんじゃないですか、偉もんばっかしが。総務課長、あんたもおったやないか、皆。そしていうことは、眞鍋さん、利用料金等、何ですかね、会費ですかね、それは会費いうんは、向こうが決めとんで、利用料金に入らん。向こうが勝手に決めとる分やからいうことを言われたんですよそこで。副町長こっち向いてつか、あんたもおったんじゃきん。そういうこと言うたわね。私はこれは一般質問云々で、そのかわり軽くかわしましたよね。言うてへん知らんとは言わさんぞこれは、大事だから。ここでね、それじゃ質問するわ。これね私は、請願書出して、12月18日に出して、これだけ遅れたんはどうしてですか。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋議員さん、ちょっと一般質問の途中ですが、山下議員。 ○8番(山下 康二君)  今の問題に関して、軽々に答弁もできないと思いますので、休憩の動議を出します。 ○議長(安川 稔君)  ただいまの動議につきまして、賛成の方。  それでは、ただいまより一般質問を暫時休憩といたします。  時計止めて。      休憩 午前10時38分      再開 午前11時06分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。  一般質問を続行いたします。  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  再度答弁いたします。議員ご指摘の琴平町都市公園条例の利用料金についてのご指摘につきましては、これまで、いわゆる別表3の範囲内であるので、問題ないというような答弁をこれまで、以前までしてまいりましたが、今回、そのあたりの解釈につきまして、訂正した上で、結果としてですね、琴平町都市公園条例で定める利用料金とは、公園施設の利用料金でございまして、ヴィスポことひらの会費、いわゆる月額費の利用料金は含まれないということで訂正させていただきます。大変ご迷惑をかけました。また、結果として、解釈はこれと変わりますけども、結果として、運用等の、いわゆる条例違反には当たりませんので、その点もご理解ください。  以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  先ほど、ホームページいうんか、インターネットの問題、町に載せとるわな、町に。町に載せとるんは、私ね、そのためにこれ持ってきたんや、この分を、なぜ持ってきたかいうたらね、指定管理者の、地方自治法244条の2、ここにね公の施設いう言葉がよう出とんで、公の施設という言葉が、公の。公の施設、ヴィスポことひらはね、指定管理者であっても公の施設と違うんですよ、私の解釈にしたら。載せたらいかんやない町のホームページに。あそこの料金や細々ようけ載せとんは、あれは公の営利目的としとるとこは、こんぴら、琴平を何ぼなめられたらええんや、向こうに。載せたらいかんことしとんや琴平町が。これ、わかったな。244条の2読んだらわかりますから。公の施設に何で金儲けさすに、町、利用する方も利用する方や。町をなめっきとんや。会社名の名前は言いませんけどね、わかるはずや、会社名の名前。なんでそんな町がある会社に利用されないかんのですか。何で利用されないかんのですか。要するに、ホームページの公の施設に営利目的とこ町のホームページを使わせたらいかんのじゃ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)
     はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問に直接答えになるかどうかは難しいとこでございますけども、この指定管理者制度自体は、趣旨から考えますと、いわゆる今、ご指摘の地方自治法にあります指定管理者制度の中でですね、議員おっしゃるように、公の施設をいわゆる民間でやったり、その他の団体に運営等をですねお願い、委託といいますか、するいうのが指定管理者制度いう部分はおわかりだと思います。ですから、そのあたりにつきましてですね、運用の方法が非常に公の解釈について、異なることが多ございますので、今、ご指摘のホームページの取り扱い等につきましてもですね、もう一度、町の中でも適正、適合に運用できるように、見直した上で、また、ご報告させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  いかん。それではいけません。今すぐに、断ったらええやん、除けたらええやない町の営利目的のとこ。町長、これ1回読んでみな、みんなように、地方自治法244条の2を。わかったんやったら読んで、公の施設が出てきとんやこれ。これね、言っときますよ、早急にストップさせてください。趣旨に反するから。副町長あんた、ふんふん言いよるけど、あんたが答弁せんでええんじゃ。ふんふん言わんでええんじゃ。町長や。町長わかったな。大事なんやここ。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほども答弁いたしましたけども、ご指摘のように今対応しております。対応していくようにしておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私が言うように対応していきたいと思いますので、よろしくお願いしますんで、はいわかりました。是非そうしてください。言うたで。  次行きます。さっき休憩の分は止めとったやろの。10分しかないやないか。どないなっとんやそれ。それはしよんか。  2、昨年12月議会の答弁によると、プール等の4施設を1回利用した場合は、2,700円以下とする規定になっていることから、大人会員の琴平町民の通常の月会費は4,590円は、問題ないと思います。しかし、指定管理者利用料金表によると、4施設を1回利用した場合は、1,650円としています。条例上の根拠のない4,590円の会費をなぜ認めたのですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど来と同じ答弁でございますけども、都市公園条例で定めます利用料金とは、公園施設の利用料金でございまして、ヴィスポことひらの会費、いわゆる月額の利用料金には含まれておりません。ヴィスポことひらの会費、いわゆる月額利用料金は、条例では定めるものではなく、指定管理者が定める料金で、町が認めたものでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これは全部、町長、私が言うんわかったな。これにも書いとうし、これ一番上にも書いとる、さっき終わった1番書いとるわね、1,650円は。町は、認めましたいうけど。町長これあの、向こうが勝手に決めて勝手にしよるの町が認めるのとまた意味が違うんじゃないですか。どないいうんか、この分ね、向こうがね、これ1,650円なっとるこれ書いとるわね、一番上に。この分の条例、この分には、これ書いとんですよ。4,590円。これね、町長はっきり言ってね、あっ、議長、これ、向こうがね指定してきよるもん町が認めたことないんじゃないですか。議長これね、次の宿題にします。次の宿題に。今の分ね、もう一回、そしてね、今、この分でややこしいのは、プールで中学生が770円になっとるでしょ、この分の表に。これは、県からくれたんですよ、県知事から、この分。700円になってるにもかかわらず、中学生、770円は何や、これ中学生か。大人は550円になってますよ。これ、間違いじゃないんですか、これ。大人のほうが高くて、中学生が安くなるんやったらわかるんですよ。中学生が770円で大人のほうが安いんですよ550円でプール。これ間違いじゃないんですか、この書面は。そしてね、これどう思いますか。渡しとるやろ、書面。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この場では確認できないので、答弁できません。済みません。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたらこれ誰が作ったんこれ、町が作っとんやないな。これはね、県が作ったんと違うんでな、町が県に出しとる分じゃがな。知事から私にこの回答書これ、知事から来たんでな。ほんだきん金額間違っとんでおかしいんやこれ。中学生が770円で大人550円いうのは間違いでないんか言いよんですよ。おうとるなら、おうとる言うたらええんじゃ。これ見たらわかるぞ。あんた見たんやろ今、おかしいでしょこの数字。これ、議長な、これ大事なやつここが、ここも。県知事が出してきた分がね間違っとる。大人が逆やったらいいんですよ、逆やったら。直ぐ分かるやろ、おうとるか、間違えとるかぐらいは。これ誰が作ったん。おたくのほうの。町が作っとる資料や、町が。   (「この資料の審議はここではちょっとできんから」と言う者あり)   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  通告にない部分もございまして、その資料というのもここで審議はちょっと判断できませんので、本会議終了までには何らかの形で説明させていただきます。ちょっとこの場ではちょっと今の質問に対する答弁はちょっとできません。済みません。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたらな、この資料、俺県に送るわ。知事に送るわ、知事に。浜田知事さん私に送ってきてたこれ本当ですかいう。常識的に考えて、おかしいじゃないですか、送りますからな。  それと、この例規集のね2,500ページ開いてください。この分の2,500ページ、これ全部あれしとりますよね。他に何か書いてます2,500いうたら書いてますよね。ずっとこの金額書いてますよね。2,500ページ、ちょうど。書いてますよね。そしてね、これ1枚しか来てないんですよ。これ1枚しか、知事からね。もう1枚知事の手紙が後ろについてたんですけど。これここにあるね、一番最後のプール、マシンジム、スタジオ、浴室、プールある、浴室ある、但しマシンジム、スタジオはないんですよ、この中に、どうしてないんですか。分からんことないはこれ、町が作ったのに。これも大事なんじゃ、ここ物凄く。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町の資料と違うんちゃう。 ○町長(片岡 英樹君)  あの資料がわからん。 ○議長(安川 稔君)  確認せないかん。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほどと同じようになりますけど、今、議員ご指摘の資料については。 ○9番(眞鍋 籌男君)  資料渡しとるやないな。 ○町長(片岡 英樹君)  渡していただいても、今直ぐそれを正しいかどうかということについては、ちょっとここでは答弁できません。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あんたいい加減にせなあかんで、町が作った資料について、町長が答弁できませんとは何事やそれ。  これ町が作ったきんこれ県知事から来たんやろうちへ。県知事が作るわけないじゃないですか。全然わからんの。  あのねこれね、もとの原本じゃわな、そこにこんなん書いとんで、公園施設の利用料金は、別表のとおりであり、琴平町都市公園条例別表3の範囲内となっとるんですよ。範囲内いうことをここでうととるんですよ。別表3いうたら、範囲内になっとる、これしてないじゃないですか、範囲内にちゃんと。このマシンジム、スタジオがこれに入ってないじゃないですか。  はい、何で入ってないんですか。 ○議長(安川 稔君)  町が出してないんやろ。 ○町長(片岡 英樹君)  それがわからないから。 ○議長(安川 稔君)  確認してから答弁するとか、それでいい。 ○町長(片岡 英樹君)  同じ答弁になりますけど、今、ご質問の資料についてはですね、眞鍋議員が個人的に県から入手したものですから、今ここで、その資料が正しいかどうかというところについては、お時間いただかないと、答弁できませんので、ご理解ください。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長は、この資料、この分は眞鍋議員が県のこと言いましたけど、県へこの分を、県へで、琴平町では関係ないわけですね。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほどと同じ答弁になりますけども、確認した上で、今、この場でですね、審議をしろという、正誤せよということでございますけれども、確認した上でですね、もう一度答弁させていただきたいと思いますので、今定例会中には答弁させていただきます。どの場がいいかわかりません。今、現時点ではちょっと軽々にはお返事できません。済みません。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ピンぼけしたこと言うたらいかん。私が言いよんが、この分は町が作ったんか、作ってないか聞いとるだけですよ。 ○議長(安川 稔君)  それを確認するんやろ、今から。 ○町長(片岡 英樹君)  申しわけございません。確認した上で答弁させていただきますので。 ○9番(眞鍋 籌男君)  確認もへったくれもないやないか。町が作ったんどっちや、県作ったんか、それだけ言うてくれたらええわ。 ○議長(安川 稔君)  だから、それは今ここで言えんのやろ。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  それは、請求者と県との間の話で、県から個人的に出した資料であることは間違いないと思いますけど、作成者については、確認させてください。しかし、県が発送したのは間違いないことかと推測されます。はい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  何回なし言うけど、これ大事なとこ、ここにね、知事が私に別表3の範囲内ということで入れとんですよ。これ入れてないとはまた意味が違うんですよ。別表3の範囲内いうたら。あるわな、こっから、範囲内いうたら、このプール、マシンジム、スタジオ、浴室やプールはちゃんとできとんや、2つは。真ん中の2つが抜けとんですよ。真面目にせないかん真面目に。県知事が、僕に言うてくれたんと、全然違うじゃないですかこれ。  あのね課長ね、これなんか、今もうはっきりせな前にいけんわ。うやむやうやむやしてから、そのうち言うんではあと進めんやない。どないしてくれるんや。 ○議長(安川 稔君)
     今、町長が発言したとおり、この資料について、確認してから報告します言よりますから、それでご理解ください。はい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  確認する問題と違うやろがな。これぐらいのこと。もうええですわ。もう。  はい、終わります。来期じゃ。1分切っとんのか40秒や出とんのに。終わり。 ○議長(安川 稔君)  これをもちまして、9番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  引き続いて、7番、今田 勝幸君の一般質問を許可します。 ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田 勝幸です。  2020年3月議会での一般質問を行います。白熱した前人の質問答弁の後ですから、水を飲んで落ちついてやりたいと思います。  情勢であります。本当に目まぐるしいほど早く動いてまいりました。  政治の問題、経済の問題しかりであります。政治動向については、端的に述べてまいりますが、政府の設置した専門家会議の委員も、感染症対策として、適切かどうか一切相談もなく、政治判断で決めたという発言もございます。それを受け、2月27日の小中高全国一律休校要請が出ました。3月9日からは、中国・韓国からの入国制限強化も打ち出されました。これについても、専門家会議の協議を経ておりません。  3月初め、安倍総理と野党党首の会談もございました。新型コロナ対策のためのインフルエンザ特別措置法改正も話題になっておりますが、私たちは、人権制約が曖昧なということで問題視をしております。また、まだ終わっていない桜疑惑、経済でも新型コロナウイルスの対策の経済問題は、影響が非常に大きく、消費税10%増税に加わりまして、多くの新聞やテレビでも言われておりますが、リーマンショックを超えるこのような声もございます。そして、三権分立の原則から見まして、大問題だと思いますのは、検事長の定年制延長の問題であり、いずれも、唐突、独断、私物化、忖度政治、もうこのような政治は、限界が来ているのではないでしょうかと私は思うのであります。  昨日の新聞で、これは毎日新聞ですけれども、新型コロナウイルス感染者数は、北海道が101名、四国で高知12名、愛媛2名、徳島1名など、34の都道府県で総計1,189名陽性であります。香川県内では先ほど町長も発言しておられましたが、まだ出ておりません。全国的にいわゆる罹ったけれども、今は回復しているこういう方も日本の場合15%ということでございます。ちなみに、全世界で101カ国が感染、発症者を出し、全部で10万人を超えているこのような状況であります。世界の回復者については、5万7,000人を超えて回復しているという報道もございます。  先日の私が本会議でも述べましたが、琴平町内の声としては、多くの皆さんも、議員の皆さんもお聞きしていると思いますが、いつ収束するかわからない。先の見通しが不明。これが最大の不安になっている。このような声が大きいと思います。  今回の質問は、これらを含めまして、私は、町長宛てにも要請書をしたところであります。具体的な質問については、今から質問席から質問をいたします。よろしくお願いいをたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  まず、新型コロナウイルスから町民の命、健康を守り、安心・安全守りたいというそういう立場から質問であります。  その最初でありますけれども、先月の24日、これから1、2週間が急な拡大に進むのかどうか、収束できるのかが山場になると政府は公表しました。水際から市中に新たな段階に移行したということでありますが、先ほども言いました、香川では、感染者が出ておりません。しかし、市中感染というのは、それぞれの感染経路が明らかになって押さえ込むことができるというふうに思いますが、今の状態では、どの人がというふうにはまいりませんので、今後、推移を見て楽観せず注意をしていかなならないように思います。  そこで町民からの問い合わせに対応する町内の体制について、説明をしていただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田 勝幸君に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸議員の質問に対する答弁を行います。  まず、新型コロナウイルス感染症に関する質問でございます。  町民からの問い合わせに対応する体制についてでございますけども、琴平町での窓口につきましては、子ども・保健課でございます。  また、1月31日開催の町の新型コロナウイルス対策会議におきまして、子ども・保健課以外の課にて問い合わせがあった場合、また相談があった場合にも、子ども・保健課に連絡し、相談者に対しても子ども・保健課に相談するよう促すこととして、申し伝えておるところでございます。  また、担当課でございます子ども・保健課に相談等、連絡等あった場合には、中讃保健福祉事務所に連絡した上で、相談者に対しましても、直接中讃保健福祉事務所に相談等をするよう指導することとなってございます。相談者が直接中讃保健福祉事務所に相談することをためらった場合は、子ども・保健課が相談者と中讃保健福祉事務所の間に立って行動するというふうになっております。  また、中讃保健福祉事務所の判断で、相談者に聞き取り調査を実施し、中讃保健福祉事務所が受診が必要と判断した場合、対応できる病院等と連絡調整した上で、受診していただく、こういった体制でございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  2番目であります。政府は、かかりつけ医に相談した上での受診と言っていますけれども、私はかかりつけ医の制度そのものもそうですけど、多くの町民が、実際本当にかかりつけ医を持っているのかなということも思いまして、これは、現実的ではないなという思いがしておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の、受診等についての政府の答弁と解釈も、日々変わっていっておりますので、なかなか難しいところでございますが、かといってですね、これもニュース等か、専門家の意見によってわかりませんが、軽症者が大体8割、重症者、また重篤者と言われる方が2割というふうに言われております中で、軽症の場合は、家でじっとしといてくれというふうな判断、そのあたりの説明が余計不安をあおったり、現実的でないというのが質問の意図かと思います。よって、議員ご指摘のように、かかりつけ医を持って云々というのは、余り現実的でないというご指摘については、私もちょっとそれは乱暴かなというか、対応としてはいかがなものかなというのは同感しているところでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  3つ目であります。県内の感染症対策病院数、それと、病床総数、これについては、幾ら病院の数と、ベットの数、わかっていれば教えていただきたい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  県内の感染症対応病院数と病床の総数でございますけども、担当課より、香川県健康福祉部薬務感染症対策課に問い合わせたところ、公表はしていないという答弁でございますので、答弁にさせていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  いろいろ簡単にお聞きしてまいりました。4番目でありますが、特に3番目では、教えていただけないということで、県の態度でありますが、そのような中で4番目、医療機関の体制と検査機関の体制強化、この確立は町として、是非国などに要請をしていただきたい問題だと思います。県の対応についても、本当にこれで大丈夫なのかという思いも含めて、4番目の答弁をお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  医療機関の体制強化、検査機関の体制強化につきましては、多くの住民も不安している要素の一つではございます。確かに、要請することにつきましては、やぶさかではございませんが、現在、国においては、全力でそうした医療体制の対策また等も行っておりますので、必要に応じて要請等していきたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  冒頭、私は、現在の状況をさえ全くわからないということでございまして、町民は、そういう中で、不信を増すばかりだと、収束が全くわからないという状況とあわせて、そういうふうに思うんではないかと思います。例えば、県が教えていただけないのは、軽度の人がひょっとしたら押し寄せてくるのが心配だと、パニックになりやしないかということだと思うんですけれども、私は、庶民を信頼してないんではないかというように思うんです。正確な情報を知ることで、押し寄せていくようなことはないと言うふうに思いますし、先ほど町長も言われましたような、軽度者の場合の行動等についても、やっぱりそれをわかってなお、理解をしてくれるんではないかというように思います。  また、私たちが、重症になる手前の問題でですね、病院や検査を求めても、実際のところは、医者を通してもなかなか受けることができないというのが現実の問題としてある。ちなみに、PCRの検査は、香川県で1カ所だけであります。1日80人、2月26日まで19人ここで検査をしたように聞いております。県の相談者は、5カ所、今の保健福祉事務所だというふうに聞いております。今のところ、入院の病床数の数の確保が必要なんではないかというのは、もし出たときの入院するところが、その病院なりで確保しておかなければどこに入院させるんだという隔離の問題も出てきます。  いずれにいたしましても、これらの問題は、私は、知事会も言われておりますけれども、こういった財政的な面も含めてですね、やっぱりもっと国がきちっとやっぱりしてほしい。特に、知事会のほうは、機動的な財政出動を要望しております。町としても是非、そのような立場で要請もしておりますけれども、行動を起こしていただきたい。これは要望であります。よろしくお願いいたします。  5番目についてはですね、北海道では、小中高ご存じのような要請であります。無観客のイベント開催など相次いで政府の感染症拡大抑制のためについても出ております。ではイベントについては、2週間の自粛を受けて自粛をしています。観光の町琴平でも、私は、最悪の場合も想定し、その準備などについては、るるここに卒業式及び入学式書いてあります。歌舞伎の問題についても書いてありますが、準備をする必要があるんではないかと、文書などもいただいて、町民にも関係者にも通報しているように思いますけれども、これは、2月の段階で、原稿を作りましたので、こうなっておりますが、時間もあれですけれども、簡単に答弁だけお願いします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この質問は、他の議員さんの質問と重複するので、簡潔に申し上げますと、小学校、中学校につきましては、政府の要請等、県教育委員会の要請含めて、休校ということで、春休みを含めて、今、対応しているところでございます。  預かり保育につきましては、1年生、2年生のみの対応ということで、教育委員会の判断をいただいたわけでございます。先週私も、現場のほう保育所、幼稚園を含めまして、預かり保育のほうも見回りといいますか、現場を見てまいりました。実際のところですね、各小学校ごとに、集まっていただいて、1、2年生合わせて、どこも5人程度で机を離して、マスクをした上で、出入りするたびには手洗い等をしっかり励行していくということでございますけれど、ただ、この状態が本当に1カ月以上続くのは、どうなのかなということは感じたのは実感でございますし、また、3年生以上の保護者からも大変家庭で困っているというところで、どこで線引きすべきかというのを、全国のどの自治体でも大変苦慮しているところについても、ご理解いただきたいなと思います。  また、町としての大変大きなイベントでございます4月の36回の四国こんぴら歌舞伎大芝居の開催につきましては、現在につきましては、開催する場合、しない場合にかかわらず、準備をしているところでございまして、制作いたします松竹株式会社とも本公演についての協議を持ちながら調整していく必要があるというふうに考えております。ご指摘のように、国の指針等にもよりまして、最終的な判断は、早目に出さなければならないと思いますけれども、遅くとも、3月までには最終判断をしなければならないと思います。  また、ご指摘の最悪の場合というものは、恐らく町民から感染者が出た場合ということでないかなと思われますが、感染者に対する対応につきましては、先ほど申し上げましたように、最終的には、中讃保健事務所が行うようになっております。また、感染者に関する詳しい情報については、香川県のほうから対応するようになっております。  町としてできることにつきましては、公共施設の使用の原則禁止であったり、小中学校の休校等、また、町民への情報提供等、注意喚起が思い当たると思いますが、具体的に、本町から発生した場合であったり、近隣市町が発生した場合であったり、その他の県内で発生した場合についても、考えていかなければならないというふうに思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  今田議員のご質問にお答えいたします。令和2年2月28日の香川県教育委員会教育長からの通知を受けて、早急に臨時教育委員会を開き、教育委員会として県教委の通知のとおり、幼稚園、小・中学校の卒園式及び卒業式は、基本的に卒園、卒業学年の園児及び児童・生徒とその保護者のみとしております。また、令和2年2月26日の事務連絡を参照し、ご来賓の出席はご遠慮いただくことで、時間の短縮が図れると考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  町長と教育長から答弁をいただきました。簡単に質問もするんですが、歌舞伎の問題です、町長。先ほども町長は、松竹の動きも言われておりました。ただ、それだけでなしに、本町の歌舞伎の場合には、興行主は町で、町が全責任を持っているという立場だけに非常に困難性を持っていると思うは重々承知の上です。  まず、この二次的な影響といいますか、すなわち、今の入場券の発売の状況であるとか、あるいは、もっと進んでくると、それがキャンセルの状況が出てくるとか、いうようなところが出てくるかも、開催をしても、結局それが出てきて、隙間ができるということはないのかという心配もあります。  そして、今一つは、先ほど町長も今までの同僚議員の答弁の中でも、その入場者に対する消毒の問題とか、体温の問題とか、いろいろるる言われました。そういった経費の問題もプラスされるわけです。かといって、入ってくるところが少なくなるという問題も、そういったところもあります。その辺も軽々に進めるとか止めろとかいうのは、私も逡巡してるところです実は。しかし、それを判断するのは、結局、興行主である町長にかかっているということが言えると思いますので、非常に厳しいと思いますけれども、その辺は、松竹との協議も進めながら、要は、判断をしなければならない時には、早急にして手を打つということをお願いをしておきたいと思います。  町民は、誰かも言われておりましたけれども、町民の問題については、このコロナ問題は、感染を受ける側と、感染の要因を持ってくる側、観光町だけでありますから、相反する人権といいますか、ご意見の問題も2つが相争っております。それだけにまた難しいのであり、いずれにしても、そういう中で、今世界中がこういうことで大いに揉めている、騒いでいるということであります。  1つだけ、私これは個人的な問題ですけれども、当たらずとも遠からずだと思いますが、インバウンドの観光のグローバル化の国の経済、経営のやり方の問題、世界的に早く広がるのもこういう状況があるからではないか。いま一度、そういった経済活動を足元を見直していくということも必要な時期に来ているのではないかと、それとあわせて、そういった問題を進めるにはどうしたらいいかというのは、必要な時期だというふうに思います。本町についても、そういう立場で是非お考えの上に、施政運営をしていく上に置いてほしい問題だと思います。これは、私の意見であります。  次、6番目であります。安倍首相は、3月2日から春休みまで、全国の小・中・高校を休校要請をしました。問題は、ここに先ほども出ておりましたけれども、共働きの問題とか、学童児童クラブの問題などで、今まで要らなかったお金がそれぞれ減ったり、収入が減ったり、学童児童クラブなどでも、一日するということで、経費も増えるという問題であります。そういった問題は、やはり、政府主導の中で行われるわけで、財政措置の要求をしっかりと市町村会とか、県知事会とかにも要請をして、進めていただきたいと思うわけであります。よろしくお願いしたい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  共働き家庭であったり、学校児童クラブに対する国に財政支援措置を求めるべきではないかというご質問でございます。国は、3月3日時点での国の支援策といたしまして、3月2日の厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための小学校などの休校に伴いまして、保護者が仕事を休んだ場合には、賃金を補償する制度の概要を発表いたしました。雇用形態や、企業の規模にもかかわらず、従業員が日額8,330円を上限に、賃金の全額を受け入れるように企業に助成することとしております。対象は小学校までを基本とし、対象期間は2月27日から3月31日までとしております。  また、先日、3月7日に首相官邸で開きました新型コロナウイルス感染症対策本部にて、首相のほうから臨時休校の影響で休職を強いられた保護者に対する国費で給与を補償することを改めて表明し、また、休暇をとった正規、非正規に対する給料を支払った企業に対しては、国が助成する、財政支援をする方針を強調いたしておりますし、また、休校中の子どもを預かります放課後児童クラブであったり、学校教室を活用した地域の取り組みを上げた上で、全額国費で運営を支援すると表明しております。学校給食中止の影響についても、きめ細かい支援を行うということで、表明していることから、具体的な詳細等についても、また連絡があると思いますけども、そうした日々変わる対策につきまして、もしも支援対策が十分でないと判断した場合については、県に対して、または国に対して、直接、または言われるような町村会等を通じて要望していかなければならないと考えております。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  この問題と次の問題あわせてまた意見を言いますけれども、7番については、政府判断で幅広い経済活動に大きな影響を広げますので、中小企業へのつなぎ融資であるとか、つなぎ資金であるとか、雇用調整助成金の対象の拡大を政府に求めるべきだというように思います。  これについても、ご答弁お願いいたします。 ○議長(安川 稔君)
     町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど、議員のご意見の中にありましたように、本町においては、旅館、ホテル業、また飲食店といういわゆる観光に直結した企業が多くあり、琴平町の地域経済においても、大きなウエートを占めていることはご案内のとおりでございますし、そうした企業主であったり、関連する従業員の方からも、大変厳しい現状であるということで、声を聞いております。そんな中で、観光業者や、商工業者、町内企業への影響を最小限にとどめるよう、国や県、近隣市、町、また観光協会と連携を図った上で、町内業者への融資、雇用調整助成金などにおける国の特例措置の情報を収集した上で、国や県に対して、強く対策を求めていかなければならないと考えております。  また、琴平町の銀行組合であったり、町と連携協定を提携しております金融機関への緊急融資を初めとした、町内企業への積極的支援を実施されるよう要請したいとは考えております。  先ほどと重なりますが、7日に行われました国の新型コロナウイルス感染症対策本部で、首相のほうより、日本政策金融公庫に創設する特別貸付制度で実質無利子、実質の無利子と無担保の融資を行う考えをしております。大変これがどういう範囲で、どこまで適応できるかという具体的なものは聞いてないので、聞けばそこまでやるかというふうに思いますけども、実質、本当に困っている方に手が届くかどうかというところも、見極めた上で、また、足らない場合は、さらに実情を訴えていかなければならないと考えております。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  町のですね、そういう特殊性に鑑みての制度的な拡充を要求を是非していただきたいと思うんです。確かに、本町における観光業をめぐる、それだけではありませんけれども、中小企業が多い中で、非常にこのことでのマイナス要因をカバーし切れるようにお願いしたいと思うんです。もう一つはですね、雇用調整助成金の対象というのは、やっぱりこれ雇用保険に入ってなければならないというのが大きな括りになるのではないか。そうすると、本町の場合には、それにかからない人たちが沢山いるということが、考えてといてほしい。ですからそれは、そういう立場で見た時には、町として独自に要求も要請もしていかなければなりませんが、本町としても、そこには、やっぱり目をやって、そこで差が出るようなことがしないようにお願いをしておきたい。これは非常に琴平町の特徴でないのかなという思いがいたします。  是非、そういったことを含めて、検討、要請をお願いしたいというふうに思います。これだけ質問させてもらいたいんですが、特別に項目として、教育関係でないんですけども、ちょっとお聞きをして、できる範囲があれば、答弁お願いしたい。  それは、休校になって以降、学校の先生方の働きの問題、業務の問題、いろいろやってると思います。これは、子どもを持つ親の立場からすると、今現在、放置をされているんではないかという不安も実はあるんです。何故かというと、全国的には、突然に先生が来て、迷惑とは言ってなかったけども、不安だと、安全上の問題もあるというクレームがあったというふうにも言われてますが、全くそれをしないということでは、問題があるのではないか。一つには。  教育長に質問ですが、子どもがおかれている状態な、子どもが不安なのは、これ親が不安なんですね。進級するのに修了証書の問題とか、今、3学期の通知表の問題とか、我々の時の通知表、今ちょっと変わっとると思うんですけども、そういった問題とか、どうなっているのでしょうか。  それと、やっぱり時折連絡した上での、家庭訪問というのは、しておくべきではないのかと、いうのは、これはいろいろ考えますに、この1カ月間で、私は子どものおかれとる今の状況の中で、親御さんも含めて、家庭での過ごし方によっては、非常に伸びる子とよそへ向く子と出てくるんではないかと、その辺を時々、やっぱり学校の先生の子どもを見守るという業務の中で、それを是非果たしてもらえないかということをお願いしたいということで、答弁を今どのようになっているのかということをお聞きをしたいと思っております。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。子どもたちが休校になってから、家でおる状況になっております。学校の教員につきましては、基本的には電話連絡を今まで以上にしておくと、それから、家庭訪問も折に触れて行うと、家庭訪問については、子どもが1人で留守番等をしている時に、不審者等が来て、最悪の状態になったらいけないいうことで、事前連絡をして訪問をするとか、子どもたちの生活状況の把握、健康状態の把握に努めているところでございます。  なお、家庭のほうには、発熱したり、家族の中で体調不良があれば、学校のほうに連絡をいただく体制もとっているところでございます。  また、急に休校が決まりましたから、28日の金曜日の段階で、子どもたちに連絡をして、本県は3月2日は登校日にいたしましたので、土曜日、日曜日に教員が学校に出て、子どもたちへの課題であるとか、生活の仕方、そういったものについて、資料等を作って、3月2日の日に子どもたちに指導をして、休みに入っているところでございます。  また、3学期の終わりですので、成績処理等がございまして、学びの便り、通知表を渡さなければいけないわけなんですが、これは国のほうからの通知で、新年度になってから、口語でないので渡しても構わないという連絡は来ているんですが、本町の場合は、教員のほうでこれまでの成績等、日常の様子、これを総合的に判断する形にしておりますので、そういったもので評価をして、子どもたちのほうに、今年度中には連絡ができるように、そういったお渡しできるようにというふうな体制をとっているところでございます。  また、3月が休校になりましたので、教科の内容を教科書の中で残っているものがあるという状況もございます。これについては、各学校のほうで、今、残っている教材について、保護者のほうに連絡をする体制をとっております。これについては、新年度始まってから、学校で工夫をして、それを補っていくと、そういうふうな体勢で新年度をスタートするというふうに考えているところでございます。  また、こういう緊急の事態ですので、進級・卒業については、国のほうから弾力的に判断をしなさいというふうな指示が来ております。ですから、これまでの日常の生活、学習状況、そういったものを判断して、子どもたちの進級、それから進学に不利にならないような弾力的な判断をするように学校のほうに指示をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  ただいま7番、今田勝幸君の一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。  午後の再開は午後1時20分です。      休憩 午後0時09分      再開 午後1時20分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  質問をいたします。2番目の滝宮病院問題は、本町にとっても大問題であります。町の対応・対策についてお伺いをしていきたいと思います。  滝宮病院問題は、本町にとって大問題で、昨年9月26日政府が全国424病院を突然指名した中に、滝宮病院も入っておりました。政府の方針は、全国の公立、公的病院に対しまして、入院病床を5万床削減する地域医療構想に即した改革プランを進めて今まできたところでありますが、その実態は思うように進んでいないということであります。  地域住民は、病床数削減の病院や統廃合、再編成自治体も巻き込み反対の意思は明確になっているところであります。厚労省の集計で公立病院の病床総数合計は2025年度が推計で17万3,620床と考えています。ですが、2017年度の比較でございますが、それが僅かに803病床ほか減っておりません。公的病院に至っては、まだ1,200床増えておりまして、30万3,195床となっており、そういうような中で、2020年9月までの再編統合、機能移転やベッド数縮減などの計画を具体化としようとしているところであります。そこに滝宮病院も含めて公表されました。  そういう状況の中で、私は、1番目、滝宮病院は、緊急時の救命病院として、近くに琴電の駅がありまして、歩いても行ける病院として琴平町民も救急車で運ばれたり、あるいは多数の方々が電車など利用いたしまして、通っているところであります。そこで、町長のこの問題での認識をまずお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  続いて、滝宮病院問題についての認識の質問でございます。  香川県厚生農業協同組合連合会滝宮総合病院、これは正式名称でございますが、私も人間ドックであったり、健診で何度も利用させていただいておりますし、多くの職員もそこでの健診を受けております。  また、そうした場合にも、多くの住民の方々と入院、通院することでお会いすることで、議員の言われるように、立地は綾川町ではございますが、近くの総合病院として、多くの琴平町民も利用していることについては、私も認識しているところでございます。そうした中で、国、厚生労働省は、昨年9月26日に市町村などが運営いたします公立病院と日本赤十字社などが運営いたします公的病院の25%を超える全国の424の病院について、再編統合について特に議論が必要という分析をまとめまして、病院名を公表しました。また、各都道府県に対し、地域内のほかの病院等々と協議し、2020年9月末までに、対応方針を決めるように要請しているのでございます。  ご質問の滝宮総合病院につきましても、再編検討すべき病院とされておりますが、この病院につきましては、現在の医療機能を維持する必要があると私は考えております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  町長の認識はよくわかりました。同じであると思います。  ところで、それから、2番目に入るわけですけれども、厚労省が公表したこの424病院の再編統合リストから滝宮病院を除外・撤回をするように、県に対しまして、町としても、国にもこういう申し出をしてほしいですけども、要請をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の、滝宮総合病院を再編統合リストより除外・撤回をすべきよう要請してはというご質問でございますが、先ほどの質問に対する回答でも申し上げましたように、2020年の9月末までに対応する方針を求められております。この対応の方針によりまして、滝宮総合病院は、現在の医療機能を維持する必要があると明記するべきであると考えております。香川県では、再編統合リストに記載がありました病院が、4つございまして、高松から東の3つの病院につきましては、1月28日、香川県の医療体制を検討する東部構想区域医療構想調整会議が開かれ、現在の体制を維持することを確認しております。  また、2月4日地域医療構想調整会議が開かれ、滝宮総合病院についても、現在の医療機能を維持すると結論づけております。  香川県の担当者の言葉といたしまして、ほかの医療機関では代替できない医療機能を香川県という地域において提供している。現在の医療機能を維持する必要があると、考えると報道されております。  本町といたしましても、2020年の9月末までに県が対応方針を決めることになっておりますので、県に対して、現在の医療機能を維持することを要望したいと考えております。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  いま一つ、そういう強い意思表示をですね実は広報などにも掲載する考えはないですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お気持ちはわかりますけども、そこまでの対応はどうかなと思いますが、何らかの形で、町としても要請文をするなり対応したいと思います。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  広報掲載については、首を縦に振らなかった、横だと思いますが、何らかの形でそういう意思を明らかにしていただきたい。今、私が言った後の後段では、そういう方向性も見えておりますので、どういう形になるにせよ、町内外に示していただきたい。それが一つの圧力にもなりますし、町民の安心の源にもなりますので。どういう内容と方法手だては問いませんから、是非そういう方向に一歩踏み出してもらいたい。強く求めておきたいと思います。  3つ目、介護保険の問題に入ります。2021年4月介護保険改定(改悪)における基本方針についてただしてまいります。  介護保険は、施行後20年になり、この間制度の改悪によりまして、言葉は悪いですけれども、国家的詐欺とやゆされるほど介護の危機は深刻になってきています。来年度から実施の第8期介護保険制度改定でも負担増と給付抑制が厚労省から意見として出ておりますが、強く出ているのは、インセンティブ強化、介護補助者、ボランティアの整備状況でポイント算定し、交付金支給に市町村格差を出す仕組みであります。事にサービスBの町の事業、これを促進を図るために、そういう動きをしています。  要支援1、2に続いて、要介護1、2の生活援助の保険外しを移行するもので、狙いであります。また、ケアプランの有料化や全世代型社会保障改悪のもとで、介護施設の食費や、居住費の軽減措置(補足給付)でありますが、この利用者への負担増を行います。さらに、介護サービス利用料も原則今1割ですけれども、それを2割に引き上げるための地ならしといいますか、そういう段階に今あるというふうに思います。この施策もそういう方向であります。負担増がそういう形で出されてまいります。  このような国の流れに方向に対しまして、日本ヘルパー協会や「認知症の人と家族の会」など、サービスを提供する側とそれを利用する側の双方から見直し要望が上がっているのは当然であります。ちなみに、町民と医療・介護制度改悪、この矛盾の大きさが2019年6月全国後期高齢者医療広域連合協議会、ここでも75歳以上の窓口負担現状維持を求める要望書を厚労省に提出するそういうふうな広がりになっております。  そこで、1番目でありますが、このように申し上げた上で、今回の改定の基本方針をお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  来年、2021年の4月より第8期となります介護保険の改正等につきましてのお尋ねでございます。  2021年の改正予定の第8期の介護保険事業計画でございますが、今年の3月中に国より第8期計画に関する基本的な考え方が提示される予定でございまして、本年7月ごろには、基本指針と案の提示を経まして、令和3年3月末までに琴平町高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画策定委員会に諮問いたしまして、その答申をもって、第8期の介護保険事業計画を策定するという行程の予定でございます。  現在のところ、厚生労働省のホームページ、社会保障審議会介護保険部会、これは令和2年2月21日の開催したこの資料によりますと、第8期の計画の基本指針で記載を充実すべき項目といたしまして、1、2025年、2040年の2025・2040を見据えたサービス基盤、人的基盤の整備。2、地域共生社会の実現。3、介護予防・健康づくり施策の充実・推進。4、有料老人ホームとサービスつき高齢者住宅にかかわる都道府県・市町村間の情報連携の強化。5、認知症施策推進大綱等を踏まえた認知症施策の推進。6、地域包括ケアシステムを支える介護人材確保及び業務効率化の取り組みの強化の6点が上げられております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  私は、言葉は違いますけれども、今、町長から言われました1から6の中に、問題の提起というのが実は入っているわけであります。具体的な問題としても、それが示される内容になろうかと思います。それについては、様々な意見、先ほど言いました、述べましたような意見があるところであります。  2番目の、国保のペナルティー同様ないわゆるインセンティブ強化は制度的な矛盾だと私は思うわけであります。その見解を求めておきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  平成30年度より導入されておりますインセンティブ交付金は、高齢者の自立支援、重度化防止につながる取り組みを積極的に行った都道府県であったり、市町村を評価した上で、その評価に基づいて自治体に交付金を支給するという制度でございます。  よって、取り組みを行う行わないによって、市町村によってこの交付金の額に差が出てしまうというこのデメリット制はございますけども、逆に言いますと、これにより、一層介護予防事業の推進が図られるということの功罪がある部分がこの制度であるという見解でございます。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  このペナルティー問題、国保では、ペナルティーというのは、国の方針が大きく変わりました。そういう中で、今度は違う方向でペナルティーを課すというのはやっぱり、地方分権、地方自治体から見ると、大きな問題だと思うんです。何故、そういうことになるんだろうかというのか、町長、不思議でしょうがないと思いませんか。どうですか。片っぽではする、片っぽでは。
    ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  そこだけを捉えると、そういう解釈にはなるかと思いますけども、ただ、そういう制度上そういうふうになっているので、結果としてそういうふうに捉えられるようなところもあるかもしれませんが、どうしても制度上決まったところについては、最終自治体としては、やむを得ないのかなと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  まあ、あのそこだけ捉えたらずっと言えないんで、そういう私どもの理解をされているようですけれども、しかしこれは、行政が全部そういうことでやられると、たまったもんじゃないんですか。ここだけとってほやけどもこっちによっては違うことでも構わんいうようにはならないというふうに思います。一つ、地方自治の自治体の長として、腹を据えとってほしいと今からは、どういうふうに動いていくかわからんような状況ですから。町民の暮らしや健康を守る立場から、よろしくお願いしたいと思います。その上での判断なら、私も聞き及ぶところはあろうかと思いますけれど。  次に移りますけれども、サービスB事業、要介護1、2に続いて介護1、2の保険外しの問題も出てきています。これは、介護保険料をかけまして、いざというときに本当に使えない制度になるのではないか。こういう思いが、言葉は悪いですけれども、国家的詐欺に通じるのではないかと思うのです。こういうことのないように、町長どうお考え、あるいは思っているでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の部分につきましてお答えします。健康寿命を延ばすこと、要介護になっても重症者しないこと、そのためにはですね、当然のお話にはなりますけど、介護の予防が重要になるかというのはご案内のとおりでございます。また、これらの介護予防事業、地域支援事業については、介護保険事業の中で行っております。  さて、社会保障審議会介護保険部会によりますと、ご指摘の要介護1、2の訪問介護、通所介護の地域支援事業への移行などについては、見送られたと掲載されておることから、確認されております。また新たな情報ございましたら、ご報告させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  ちょっと嫌み言うて失礼ですけど、町長、国の動きの中で、最後の社会保障審議会の介護保険部会で、これは見送られたって話やな、後でして、自分の考えを先に述べて、そういう問いかけをしましたので、そういうふうに回答の方もよろしくお願いしたい。まずは、何故か、サービスB事業がこういう形になってということで、介護保険料かけても国家的詐欺になるんではないかということで質問したんですから、それまず答えをしていただいた上で、国のほうもということでこういう動きがありますというふうに答弁していただくとすっきりするんです。よろしくお願いします。  これについて、いろいろ見解があります。1番、2番と含めて、3番まで言いますと、介護予防の事業は、健康寿命の関係も含めて、介護保険から離れてるんじゃないですか。予防して一生懸命に私たちが頑張って、しかし結果として、高齢になって、突如介護を受けなければならないような状態が来ます。来るかもわかりません。その時に、生活関連のサービス関係がなくなっていたいうのが今の要支援でも、今度介護1・2で見受けられる。  まして今度は、介護保険を受けていっても、4番目では、補足給付の関係からというのが出てきます。次で質問しますから、介護予防の関係だけでも、今、町長が言われました政府の介護保険部会、社会保障審議会の保険部会で出ましたのは、この中で、介護予防とか、事業推進になる問題についてはですね、この見送られた理由は、要は、ボランティア組織がされていない。一定以上の人口が私は、このボランティア組織というのは、人口構成が三角形のような状態で、年代別にも一定の必要ですし、全体の人口もそういう状態でなければなかなか組織されないいうのが現状だと思うんです。そういうもとで、制度改正の審議会の多くの委員の中で、町村の受け皿となる総合事業が、現時点で以降、直ちに強行すると、介護難民を発生すると指摘をされています。  サービスBの実施は僅か10%弱が全国での現実だそうであります。それが加味された。本当は、すっぱりやりたかった。そういうところが現実だということ、本町の場合には、私もこの中に入っていないように、頑張っていますけれども、数が少ない。いざという時には、大変困難というのは、議会の審議の中でも度々多くの方が指摘をしているところです。  ですから、こういった地方の実態があるということを、政府は無視できなかった。それは制度的矛盾だと私は言う言葉です。ですがこの現実を見なければならないということを指摘をしておきたいと思います。  そして、4番目に移りますが、介護施設の食費や居住費軽減措置、補足給付この絞り込みについてですね。負担増になり、国民年金では、到底入らなくなるんではないか。年金だけの方々。今、消費税増税と不況が新型コロナで世界的に来ようとしておりますけれども、そういう中でのこういう問題が発生をする、やっぱりこういう特に介護施設の補足給付なんかの絞り込み、これやっぱり制度としては相入れないのではないかと、少なくとも現行のままで、全てでないんかという思いがするのですけども、どう思われるでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  介護保険の食費であったり、居住費の軽減措置、いわゆる補足給付についての絞り込みの負担増はということでの質問でございますが、この補足給付の見直し案につきましては、所得の段階に応じまして、利用者に負担を求めるものであると考えておるわけでございます。国の制度のもと、本町におきましても、適切に運用してまいりますが、また正式決定ではございませんので、国の動向、決定等を注視してまいりたいと思っております。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  これについても強く、そういう方向で、国の動向、こういう流れに流されないように、強く要請もし、そして本町の介護保険の責任者でありますから、そういう立場で取り組みをしていただきたいと申し上げておきたいと思います。  5番目であります。サービス利用の原則の問題でありますが、1割から2割へ引き上げ、これもこれにしないでほしいということであります。経済的理由でのサービス利用の減少や、自粛につながるそのような結果になるのではないか。その結果として、サービス利用者が減少し、自粛になる。そのような結果となりますと、個人にとっても、町にとっても、介護保険にとっても、経済的にも、財政的にも困難、悪化となりますので、私は心配をしているところであります。この問題については、どういうお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員のご指摘のように、この引き上げにつきましては、そうした懸念があることは承知しておりますが、このサービス利用の原則の1割から2割の引き上げの案につきましては、厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会では見送られておるというふうなことで報告といたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  見送り、これも先ほど言いました町長にお尋ねをしたのは、見送りの報告ではなしに、これについて考えを聞きたかったということであります。もし見送らなかったらどうするのかというふうに問いたいところでありますが、今のところそういう流れがちょっとまだ決まっておりません。近々流れが出てくるんじゃないかと思います。  6番目に移ります。18年度事業特別会計の本町の財調が2億2,000万円余りございます。これを活用して、町民が安心できる介護保険制度を求めたいと思いますが、町長いかが、この財調2億2,000万円の活用について、お聞かせ願いたい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員の来年4月から始まります第8期のいろんな部分についてご指摘あった中で、最終的には国の方針であったり、制度が決まる中で、それを受けまして、最初の質問で答弁いたしましたように、町といたしましても、これについてどう対応していくかということをこの1年かけて、決定しなければなりません。その中で、本町の2021年4月からの介護保険料につきましては、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画策定委員会に諮問した上で、現状の把握、今後の見込み等、十分検討をしていただいた上で、答申書をいただいて、それによって最終的に判断することとなっております。そこでの審議の過程を見守りながら、ご指摘の財調の活用についても、十分策定委員会でも検討されると思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  制度の今まで質問してきました。要求もしてきました。負担増については、ちょっと前にも言いましたけれども、結局のところ、今回の消費税の増税とこれらのサービスが特にサービスBが自治体を見ると、大変組織的なボランティアの関係で、取り組みが弱いということがあってなっているということを先ほども申し上げました。これはやっぱりすっぱりと私は、政府に断念を、こういうことしないというほうにしていただきたいというふうに思うわけであります。是非、もう一度今までの議論の中で、いろいろるる求めてきた内容とか含めてですね、私が主張したそういう流れの中であるということで、政府に断念を求める考えは、そういう方向には考え方は変わりませんか。断念、止めてもらう。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  議員ご指摘のように、現状から、国の今ちょうど制度るる等について、審議会等通じてですね、検討しているところでございまして、その結果を待ってというところもありますが、先ほど来ありますように、変わるところもあれば、見送ったところもございます。改めてその辺をですね動きを見た上で、内容によってはですね、また直接、ないしは町村会通じて要望等もしていかないかんというふうに考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  続いて言うなら、町直属としてはどうするんだというふうになるところなんです。それが、2億2,000万に最終的な求めであります。第8期の定期委員会についてですね、現状の把握、見込みという先ほども現状の把握をして、討議をしてもらってということで、検討しているという答弁であったと思うのですが、今度の第8期策定委員会の諮問の内容の中に、介護保険料と利用料の改正、財源は財調2億2,000万円、そういう形で諮問をする考えは今のところどうでしょう。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。   (「住民福祉課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  住民福祉課長。 ○住民福祉課長(大西 直樹君)  お許しがいただけましたので、発言させていただきたいと思います。  確認ですが、その財調の金額ありきで諮問をお願いするかいうことだと、でよろしいですか。その金額ありきいうんではなくてですね、それは、今後の見込みであるとか、現状のことも考えて、この3年間だけのことを考えるわけにいきませんので、将来のことを見据えて、その財調の取り扱いについては、審議会のほうで検討されると思いますけども、それがありきでの諮問ではないと思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  課長に、諮問をするのはありきではないとか、るる言よるけど、諮問をするのは町側が委員会に諮問するんだよ。ありきの話とはどういう諮問の仕方かと、もっと言えば、それをちょっと衣に巻くんであれば、そういうふうに言わないと、駄目だと思うんですよ。ですから、今の段階で、そこら辺まで考えるのかどうかわかりませんけれども、それを踏まえて町長には2億2,000万円を踏まえた上での諮問をお願いしたいと。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご存じかと思いますけども、第6期の計画の時の介護保険料は、保険料基準額は年間6万9,200円。そして、現在の第7期も同じく年6万9,200円と据え置くといいますか、変わらずであります。そんな中で議員ご指摘は、この2億余りの財調を活用してというのは、この保険料についてのことを考慮せいということでないかと思われますけども、勿論これはですね、先ほど来ありますように、制度の中で含めてですね、勿論、町として、こうせいということはないですけども、諮問の中でですね、ずっと据え置きしてきていた中での財調が今2億2,000万円あるということについても、当然、検討していく内容としては、諮問するようになりますので、結果として、やはり利用者の負担の問題と、実際のサービスの供給のバランスのところが、ずっと私も一委員としてですね、前回か前々回参加しておったので、そうしたところのどこでいわゆる落としどころというんですか、するかというところが非常に難しい、悩ましいところでございますけども、町といたしましてはですね、そうした最終的な制度設計が見えた段階で、この保険料と財調の活用についてもですね、当然、検討委員会には諮問をしていかなければならないというふうには考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  2億2,000万になった、なっているという。今まで、例えば介護保険料を据え置いた中でもなっているというこの現実な、これやっぱり見ておいてほしい。言い方変えれば、こういった行政がする国保もそうですけども、余り儲けする必要ないんじゃないかと、貯金が残るような保険制度というのは問題じゃないのかと、端的に言うたら、そういう裏返している。介護保険料と利用料についても、みんながかかりやすいという条件を作ると、あとは、町長も言われましたような、ボランティアが予防の関係にどう活用できるのかという問題だと思います。  しかし、いずれにしても、今回、強調しておきたいのは、そういったが流れで、本町の2億2,000万円の活用、保険料や利用料、さらにはサービス事業等にどのように使うのか、非常に注視をしております。今までの流れから、これ以上増えないように、人口も減っている。対象者は増えているかもわかりませんけれども、そのもとでのこの問題の解決、改善を図ってもらいたいと強く申し上げておきたいと思います。具体的にはまた出てきたときに審議をしたいと思います。  次に移りたいと思います。耐震の問題。南海トラフ等の問題含めまして、非常に心配をされるところでありますが、木造建築の耐震工事の補助金のあり方について、特に利便性を求めたいと思います。  これは1つだけですけども、町民、町の民間住宅耐震支援事業、この補助金についてですね、私はちょっと電話等で聞く及んだところでは、利便性について、県内の12市町が既に代理受領制度という制度を選択制で求めているところがあり、本町も私はここに一般的に業者の営業や暮らしの面からの代理受領だけでなし、町内業者というのを頭に強く置いてですね、そういう制度に利便性を高めてもらえないかという要求であります。是非、お願いをしたらと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  次、木造建築耐震工事補助金の利便性を求めての質問でございまして、町民間住宅耐震支援事業補助金の代理受領を推進してはというような質問でございます。県内の他の市町におきまして、既に実施しておるところもありますけども、していないところもありまして、この代理受領という運用方法に判断が分かれているようでございます。この制度は、県内業者によります耐震診断や、耐震工事を行うものに対する補助でございますが、対象物件が昭和56年5月31日以前に着工された建物が対象であるために、耐震改修に係る費用は多額になりまして、その殆どが耐震診断のみになるというふうに終わっているようでございます。  このような中、多額の費用の一部を代理受領とすることで、申請者の一時的な費用負担の軽減にはつながるということがご提言の趣旨かと思われますが、最終的な費用負担が軽減されるものではございません。  一方、耐震診断や工事を行う業者が、県内業者となっていることから、特に町外の業者については、連絡や確認がとれない可能性があり、危惧しているところでございます。このようなことから、代理受領については、利用者の利便性向上の観点から、非常に有効であるということも考えられますが、いま一度、他の市町の実績や、運用上の問題点等の確認を行うとともに、申請は本人が行うことを前提とした上で、検討したいと考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  本人が前提が加わりましたけれども、本人が行うということで、でも結構だと思います。ただ、私先ほどもちょっと言いましたけども、県内より、ちょっと町内業者優先ということにはならないのかというのを検討、併せてしていただきたいというのも、住宅リフォームが平成26年からできまして、この間に、この住宅リフォームだけで、3,256万円ほど補助金を出しております。店舗のリフォームは翌年の27年から出てその実績は516万円、これ2つ合わせると3,772万円が町民の業者の方々、あるいはそれを通じて、約経済効果は私たちがよく10倍はあると言われておりますけれども、そういうのが町内でお金として回っていくと、今回の経済的な問題も含めて、こういったやつを、もう少しこういう方向で検討ができないのかという思いであり、さらに、この問題は、完成すれば、それだけでなしに、いざという南海トラフ地震、南海トラフ来た時の、あるいはそういう大地震の時に潰れないというか、持ちこたえられて被害が縮小すると。そういった波及も出てくる。ですから、是非他の市町の実績も調べるのは結構だと思いますけれども、積極的に取り組んで、住宅リフォームよりも元手が沢山要るのは間違いありませんので、非常に新築との関係とか、さまざま出ると思いますが、一つの選択肢としてやっぱり提起するのは私は問題ないと思いますので、是非、ご検討をしていただきたいと思います。  最後になりましたけれども、新年度から、これは、先ほどの他の議員からも質問もされておりましたが、来年度から臨時職員の期末手当の支給についてお伺いをしておきたいと思います。  1番、1つだけでありますけれども、期末手当が来年度から、臨時職員も町の職員も出ます。臨時職員も町の職員も同月数の支給となるのですかという質問と併せてもう一つは、月の支給額は現在と同じ金額になるのですか、月収は同じですかと、それと、短時間の臨時職員については、期末手当が手当は出ないということですから、臨時職員についても同様の支給を求めたいという一つの質問ですけれど、1項目ですけども、3つのご回答を願いたい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  いわゆる会計年度任用職員の新年度からの運用といいますか、4月から始まる施行についてのお尋ねかと思います。まず、期末手当の質問についてでございますが、現在の正規職員会計年度任用職員とも同じ月数の年間2.6カ月分を期末手当として支給するようになっております。
     2つ目の月の支給額についてのお尋ねでございますが、月の支給額、月給としての月の支給額については、国の示しております試算方法をもとにいたしまして、業務内容等を勘案考慮いたした上で、給料等を設定しております。結果として、月収が減る方は、2名見込んでおりますけども、その他の任用職員については、今よりかは減らない予定でありますが、ただ、月収が減る2名につきましては、年間ベースで考えますと、年収ベースでは減らないという見込みになっております。また、短時間臨時職員についても、支給額についても同様に変わりませんので、答弁とさせていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  同僚議員の質問の中で、2名については、年間契約等々があります。年間契約ということで、括りはいいんですけども、何かそういう話聞くとな、雇用条件としては、契約にかかわるということで、自営業みたいに聞こえてくる。この仕事して請負みたいに聞こえるんや。それはまたちょっと違うと。そういうふうに思うと、僅か2名やから、少なくともそのぐらいどうやということです。月収、年収はプラス減らないように、何とかならないかというのが、僅か2名ですから、僅かな金額ですから、そういうことでよろしくお願いをしたいと。これは国の方針との関係で、その指摘を、それに基づいてやっとりますいうのが、多分同じ回答だと思う。だけども、それは、雇い主の温情として、そのぐらいのことは少々見てやってはどうかということで、強く求めておきたいと思います。  以上で、質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上をもちまして、7番、今田勝幸君の一般質問は終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。  再開は2時25分といたします。      休憩 午後2時11分      再開 午後2時25分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。  5番、森藤 泰生君。   (「はい、5番」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  それでは、議長のお許しが出ましたので、通告書のとおり令和2年度町長の施政方針につきまして、質問を行いたいと思います。  議会の初日に、町長から令和2年度の施政方針を聞かせていただきました。施政方針の中で述べられていましたように、今年度は元号が平成から令和に変わり、消費税が10%に上がり、琴平町においても琴平中学校の建設や新しい給食センターのスタートなど大きく変化した1年でございました。そして今年に入ってからも、今度は新型コロナウイルスの発生による社会生活への影響が次第に大きくなる中、琴平町としても規模、期間とも予想しづらく、前例のない対応が迫られている状況ございます。  このような中で令和2年度を迎えるわけでございます。町長は施政方針の中で、令和2年度を迎えるに当たっての所信をこのようにまとめています。「つまり、観光地にととっての取り組みはもちろん、自治体としてのイメージアップが必要だと強く感じております。そうした発想から、何か前向きな、おもしろいことに取り組んでいるという、こつこつと積み上げながら、他の自治体より目立つ琴平町のイメージを、皆さんに持ってもらうように、これからも働きかけをしてまいります」ということでございました。これをさらに簡単にまとめますと、琴平町をイメージアップさせたいということかなと思っております。  そこで、イメージとはとちょっと調べてみますと、「イメージは知覚のどのモードでも起こり得る。視覚、聴覚、臭覚、味覚などでイメージを経験することができる」と書かれておりました。町長は、視覚、聴覚、臭覚、味覚などに働きかけて琴平町に対する心象をよくしたいと考えているということだと思われます。実に町長らしい所信表明だったと思います。次年度もニュース性に富む事業に取り組むおつもりだろうと思われます。そのような中、日々の業務も堅実に積み上げていただけるものと期待しております。  それでは、質問席にて質問に入りたいと思います。  私が最後の質問者ということで、皆さん、お疲れだと思いますけれども、元気を出して質問してまいりたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤 泰生君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  今回の質問は、全て町長が施政方針の中に込めた思いを問うものでございます。ですので、一言一言に込めた思いをご披露いただければと思っております。  まず、通告書の①でございます。  まず初めに、次期総合計画についてでございます。施策大要の中で、「10年後の琴平町の姿を描き、それを実現するための指針となる自由な発想で時代の変化や琴平町の実情を的確に捉えたわかりやすい計画を策定する」とおっしゃいました。この「自由な発想で時代の変化や琴平町の実情を的確に捉える」とは、これは次回の総合計画を策定する肝になる部分ではないかと思いますけれども、その具体策についてお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤 泰生君に対する理事者の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  5番、森藤 泰生議員の質問に対する答弁を行います。  全般として令和2年度の施政方針に対する種々のご質問をいただいているところでございます。まず、総合計画策定の部分につきましての質問でございます。  令和2年度には、令和3年度から始まります10年間の第5次の琴平町総合計画これは仮称でございますけども策定いたします。森藤議員もご存じのように、この総合計画の一部をなす基本構想が1969年(昭和44年)に地方自治法に規定されまして、2011年(平成23年)には、地方自治法の改正によりまして策定の義務づけが廃止とまりました。この総合計画はまちづくりの基本的な理念や目標、方針などを定める基本構想等々に基づく具体的な施策を示す基本計画、そしてこの基本計画に基づいた具体的な事業を示す実施計画、こういう構成になっていることはご案内のとおりでございます。廃止された後にも、多くの自治体がこのような形式をとっているわけでございます。  しかし、旧来の総合計画については、形骸化と機能の劣化が問題となっております。この総合計画については、機能と役割を果たせていたのは、予算規模が拡大を続け、人口増、また市街地やインフラの拡大が当たり前であった右肩上がりの時代までだという意見もございます。  さらに、財源、マンパワーなどの経営資源がますます制約され、解決すべき問題・課題が拡大・深化する中での必要なことは、選択と集中にあり、政策展開に戦略性を持たせることでございます。また、計画期間の10年ということでございますけども、その進歩と同時に長過ぎるようにも感じているところでございます。そこで、より戦略性のあるまち・ひと・しごと総合戦略とリンクさせながら、関係する機関や地域住民の意見などを聞きながら、行政にはない自由な発想を取り入れながら、意義のある計画を作っていきたいというふうに考えております。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  ご自身の所信の中にある言葉でしたので、私は町長自身、先ほど関係機関や住民の意見も取り上げながら、自由な発想で策定するということでございますけれども、町長自身の自由な発想も中に取り入れていただいて、是非計画を作っていただきたいと思っております。  町長は以前、第4次総合計画のような計画は立てないと発言されております。その考えに変わりはございませんか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  確か前回、議員のご質問の答弁のことを今引用されていることと思います。そのことは、今、申し上げましたように、これまでどおりの総合計画というものはいかがなものかというのを感じております。特に今回ですね、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私は、あえて第4次総合計画の基本目標と各新年度の事業を当てはめましたところ、当てはまらない項目が溢れ出ております。それは、防災であったり、公共施設の整備であったり、学校整備も含めて、残念ながら、10年前に作りました基本計画には当てはまらない項目があると、つまりは、10年前には防災関係には、これほど力を入れてなかったということが、現実問題として一番の課題になっていることが、この10年の長期計画がいかにあるべきかということを改めて感じたわけでございます。とはいうものの、町というのは、ご案内のように、その場限りで思いつきでやるというのも、これもいかがなものかと思います。計画というのはですね、こういう表現はよくないかもしれませんが、国の定めた法律等により、既定路線の中で作るような計画もあれば、町独自で、町づくりの一環として作るような計画もあります。  特に、私もこの就任して2年弱になりますけども、国とのいろいろなお話や、また研修等に行くとですね、あらゆるそういう計画を作っておくことによって、それに基づいて得られる補助金であったり、助成金も多くあると思います。その一つであるのが、国土強靱化の地域計画でございます。これを策定していないと、防災に関する大きな事業等についても、国は助成しないということをはっきり明言しておりますので、そういったものも含めてですね、ある程度の計画は作っていかなければなりません。話は戻しますけども、総合計画につきましては、これまでのようなものとは異なるようなものを作るということには変わりません。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ありがとうございます。その次、ちょっと手法なんですけれども、関係機関や地域住民などから意見を聞くと、これまたアンケートからと思うんですけれども、その手法は、前の第4次総合計画策定と変わらないように思います。さらに、コンサルに計画策定を委託しますと、どうしても計画が総花的になる傾向にあるのかなと考えます。そこで、第4次総合計画とは違った策定方法、また違った手法をお使いになるお考えはあるのかお聞きします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  アンケートにつきましては、今年度職員のほうで手作業で行いまして、今、集計中という段階であります。その手法というのは、ご存じかと思うんですけど、同じ質問をずっと過去してくる中で、住民の満足度が上がった下がったというところの指標であるので、原課のほうもですね、今まではそういう作業も業者には委託してたんですけども、今回、職員が自ら手で経費を削減を図ったわけでございます。  さて、ある程度、満足度についても批評あるんですけど、実はこれも内部協議の中で、ちょっと時代に合ってない質問であったり、もっと聞かないかん質問があるんでないかなということでしたんですが、もともと、この5年、10年の中で、住民の意向を図る指標であるので、そのあたりについては、やむを得ないというところで、同じような質問で展開しております。ですからそれはあくまでも参考であるので、それで満足したからしないとか、満足してないから新たに取り組むというものとしては、参考にはいたしますけれども、それを主眼とするにはちょっと違うかなと思います。  それと、昨日の他の議員さんの質問にあったまち・ひと・しごとの軸となるKPIの考えかたでいうと、ある程度、各課とは言いませんけども、ある程度の分野の一つの指標となるようなものを積み上げていかなければならないと思います。ただ、どうしても私も経験上思うんですけども、こういう目標値というのは、どうしても役場が作ると、できもしない数値をやってしまう傾向があると思います。例えば、人口についてもですね、実際、どうしても、今、現実に知ってる、ご存じのように減っていっているんですけども、それを無理やり上げなければいけないという計画を立てるよりも、よりそういう例えば減少する中で、ある程度、現実に即した中でそれをいかに改善していくか、いかにそれを対応していくかというような、それがですね、今までと違った本当に現実に即したそういった目標であったり、それに絡めた計画であるべきでないかというのは私の考えでございます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  確かに、今、町長おっしゃいましたように、KPIで数値目標出すというのは、なかなかその行政の評価を数値だけで図れるものではないと実際思っております。しかし、だからといって、数値を使わないというのもまたおかしいのかなと思ってます。  それと、住民アンケート、満足度ですけども、それも、殆ど普通とかいうのが多いですよね。半分の普通と、それをまたどう評価するかというのがありますので、余り町民アンケートの結果に変更したというか、そういうのはどうかなと思っております。来年度、町長の理想に近い、計画が提示されることを期待しております。  続きまして、②の質問に移りたいと思います。  これも、先ほどの1と関連しております。この施政方針の最後に、「琴平町が抱える課題を洗い出し、実情を整理する、この2つのことを見える化すれば、おのずと方策が見えてきます」とございました。これは、新しい手法ではないかと思いますが、その具体策をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この件についての見える化する話でございますけれども、問題とは何であるか、それは理想と現実のギャップにありまして、達成すべき問題が課題であるというふうに考えております。つまり、琴平町が抱える課題とは、未来の琴平町と現実の琴平町のギャップである、いわゆる問題点について、それを解決すべきものとして捉えるということでございます。しかしそれは、得てして観念的になりがちでございまして、マンパワーを結集して解決をしようとした場合に、その課題の中身について具現化し共通理解を図ることが必要となります。  抽象化された言葉だけでは各自が描くイメージが異なり、船頭多くして船が山に登る状況になり得ます。  そこでその課題を整理し、その見える化、つまり誰にでもわかり得るように視覚化することが必要となります。また、課題を解決するための具体的なアクションについてもその手段や順番などがわかるよう共通理解することが必要になります。  こうしたプロセスを見える化を呼んでいるわけでございます。結局のところ、私も、この立場になって感じることが、問題はいろんな問題で例えば住民からの声であったり、議員さんからのご指摘であったり、また、業務の中で見つかる問題があるんですけど、それを、課題に上げることがなかなか行政は簡単な場合は早いんですけど、難しい場合は非常になかなか上がってこないというところであります。それともう一つはですね、その課だけで解決しようとしても、どうしても先ほど申しましたように、マンパワーが足りないとか、各課にありますので、もう少しお互いに共通化してですね、見える化していく必要があるんですけれども、ただそこまでが十分まだ体制としてできてないところがあるというのが、私の今、反省点も含めて、この辺も改善していきたいなというのが思いでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ただいま答弁で、見える化の定義のようなものをお示しいただきまして、また、その課題を洗い出すというところも少し答弁いただいたと思いますけれども、ちょっと今回、ここが鬼門ですので、もう少し詳しくお答えいただきたいんですけども、今のところ3つに分けてお聞きしたいと思います。  まず最初に、琴平町が抱える課題を洗い出しというところまでです。実情を整理する。これをお聞きしたいんですけども、まず、琴平町が抱える課題を洗い出しというのはどういう作業、具体的にどういうことを考えてられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  課題の洗い出しというのはですね、先ほども申しましたように、その場、その場でタイムリーにいろんな問題点が上がっているものを、例えば私のところに来る時には、副町長やまた教育長を通じてですね、原課の課長と一緒に来たり、また直接ことの大小も含めて、相談ごとで来るわけでございますけども、それが一概じゃないですけども、課題にあるんですけども、そういった部分についてですね、各課、また職員から出てくる課題、問題もあれば、私が感じてですね、これはちょっと課題として、町として研究・検討しなければいうケースもあれば、先ほど申しましたように、議員さんからこういう一般質問であったり、委員会審議であったり、また通常の議員活動の中で、各課にご指摘いただくような、いろんな入り口をもってですね課題というのは出てくると思います。そのあたりが、その場、その場になっているところがあるので、その場、その場で対応していっている、先ほどご発言ありましたように、通常のルーティンワークじゃないんですけども、一部にはなっておりますけども、そこだけできているというところがあるので、いま一度、もう少し明確に、各課ごとにですね、今、本当にできること、できないこと含めてですね、考えてもらわなければならないなというふうに考えております。これまだ、この審議終わった後にですね、定例会後に各課長とも相談せないかんなと思っているのが、始めて聞くことばっかりなので、多分皆さんもびっくりするかもしれませんが、そんな大したことないんですけど、1年間の令和2年の4月から3年の3月31日までの1年間の大体のタイムスケジュールはあるんですけど、じゃあそれをいつやるのかとか、そういうものがきっちり決めておけば、そうするとイベントの重なりがなくなったりするのがあります。今、インターネットで各LANでつながっておる中でも、そういうのも早目、早目に入れていったりすることによって、ある程度年間予定表というのも決めれるのかなと思います。これも一つの小さなことですけど、予定のがっちゃんしたり、調整したりするものを洗い出しているということでございます。  今、各職員1人ずつパソコン持っておりますし、同じようにつながっているものあるんですけど、まだまだ十分使い切れてないところがあるなと思っております。私もあんまり交信は少ないんですけども、ちょこちょこと職員のほうから、町長なり、町全体がどういうことやってるかわからないというのは、特に若い職員から意見があったことを踏まえまして、例えば、この施政方針も、掲示板に載せまして、若い職員も、新人職員も町がこの1年間どういうことしたいんだという思いについても、お知らせして読んでいただくことによって、ある程度の意識であったり、情報の共有化を図るなど、大変小さなことでありますけども、そういうふうなことには取り組んでいるところでございます。  いずれにしましても、話は戻しますけれども、課題を洗い出すということについては、今までどおりじゃなくて、プラス切り口を変えた形で、ある程度、まとめていかなければですね、ちょっとその場限りというか、その場対応でしている傾向をちょっと直していきたいなというのが思いでございます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  町長から答弁いただきましたけども、私も実はそれを考えておりました。問題として上がってきたらそれを課題とすると、上げなければ課題とならないと、そこを見える化されるのかなと思って聞いているんですけれども、その次、実情を整理するというところですけども、この実情は何かお聞きしたいわけですけども、先月の6日に神奈川県の箱根町議会から行政視察がございました。私は、その場に参加することになっておりましたので、事前に箱根町について調べてみたわけでございます。箱根町を簡単に紹介しますと、人口約1万1,000人です。琴平町と大分似かよっているなと、観光の町でございます。面積が約93平方キロメーターで、年間観光客総数が2,100万人という大観光地でございます。ホームページを開きまして、箱根町の現状を開示したデータを見まして、そのデータの数の多さに驚いたわけでございますけれども、その中で、大きく項目が、土地気象、人口、事務所、農林業、商工業、消費、観光、土木建築、電気ガス水道、交通運輸通信、社会保障、保健衛生、治安、災害、教育文化、財政、選挙、議会、職員、付録と別れております。  このような項目ごとに、またさらに詳細なデータが並んでいたわけでございます。琴平町も今、琴平町の町のデータというところですね、ホームページの、そこを見させていただいて、工事中ですので、そういうのは見れてないんですけども、工事が終わったら、大分期待しているところでございますけれども、そのデータ集の初めのところに、箱根町長の言葉がこのように書いてございました。
     「ここに、平成30年版統計はこねを刊行いたします。本書は、皆様に広く箱根町の姿を理解していただけるよう、人口・観光・産業・福祉・教育など各分野にわたる基本的な統計資料を総合的に収録したものでございます。本書が、町民の皆様を初め、行政・企業等各方面に広くご活用いただけたら幸いです。編集に当たりましては、使いやすさを心がけましたが、さらに、皆様からのご指導をいただき、よりよい統計書にしていきたいと存じます。最後に、本書作成に当たり貴重な資料の提供にご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。平成31年3月箱根町長」とございます。  箱根町長は、本当に沢山のデータを開示しているんですけれども、これでも基本的な統計資料であるとおっしゃっております。行政が持つデータは個人情報を含むもの以外全て、またさらに民間の協力によるデータ収集で充実させているということでございます。ここでお尋ねします。先ほどの施政方針にある実情を整理するの実情をもう一度町長にお聞きします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今、箱根町の例をお挙げいただきました。実情というのは、恐らく議員も同じかと思うんですけども、多分そういうことを言われたんやなと思うんですけど、数字は嘘つかないというところかと思います。先ほどのKPIの話とも絡んできますけども、やっぱり実情という部分でいうと、本町は本当のいろんなデータがやや収集不足しているところがあるかなというのは感じております。何となくこうだろうなという経験足とか、通常の感覚だけで判断しがちでありますけども、かといって数字ばかりに追われているのもいかがかなとあるんですけど、しかし、根拠となるのはやっぱりいろんな各種データであるかなと思います。この実情についてのお問い合わせでございますけども、今のご意見もですね、ご提言も参考にしながらですね、町としての本当のいろんな切り口、見方というものも鑑みてですね、参考にさせていただいた上で、町としてもいろんな今年も国勢調査の年でございますけども、そういったことを含めまして、各種データを活用した中での、町の施策に努めていきたいなと考えております。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  先ほど、町長の答弁にもありましたように、問題とは何であるか、それは、理想と現実とのギャップであり、達成すべき問題、課題であると、先ほどそう述べられております。課題は、実情から見出すもの、実情がわかって初めて課題がわかるんではないかと思っております。要するに、町の抱える課題を知るにはまず町の現状を把握する必要があります。私たち、一個人は、行政とは違いまして、町の現状、ましてや課題を把握するために、十分な材料は持ち合わせておりません。これは、先ほどの町民アンケートのことなんですけども、余りにそのアンケートを偏重というのはどうかということでございます。例えば、一個人は、琴平町の産業別男女別就業者数、従業者規模別事業所数とか、下水道計画及び整備状況、自動車保有台数、介護保険、第一号被保険者の加入状況、そんなん全然わからないことはないのかもしれませんけど、それをわかりづらい立場におります。それでもアンケートをとって、そのアンケート結果には、真実と取り組むべき課題が表現されていると、想定して、その想定を前提に計画を立てていたのではないかと、僕はその過程に無理があると思っております。今、実際動いている役場の毎日のこつこつとした積み上げ、これが町の現状ではないかと、実情ではないかと思っているわけです。この毎日の業務の中にあるということは、業務の中に今まで蓄積されたデータというのは必ずそれがあると思いますので、これを集めて、整理したとき、初めて課題が浮き出てくるのではないかとこう思っているわけです。決して町民アンケートの中に、課題を偶然見つけるようなものではないと思っております。  経済産業省のデータ活用による自治体自身の現状把握の文書の中で、成功例として、有名な富山市の昨日も富山市出ましたけど、富山市の事例を取り上げております。ちょっと抜粋しときますね。行政の政策評価、事務評価に当たっては、例えば、施設の年間利用者数や、認可保育園の待機児童者数のような、把握しやすいデータを用いて、振興管理されるのが一般的であるが、富山市では、全市挙げてのコンパクトシティの実現に向けて、市民、事業者の巻き込みや、集中的な予算投入、的確な政策の大胆な展開を着実に進めるために、人口に関する詳細なデータベースを自ら作成して、分析活用していることが評価される。詳細なデータ、分析結果と市長の熱意あふれる呼びかけがあることで、庁舎内、議会、市民、事業者と多様な主体において、合意形成が円滑に進み、コンパクトシティの実現という大きな政策展開の舵を切ることができていると、その政策による成果をすぐさま分析して提示することで、効果のある取り組みには、引き続き集中して取り組むとともに、課題がある場合には、より問題点が詳しくわかることから、的確な対応を講ずることが可能となる。現在、徐々にコンパクトな町へと転換が図られている富山市は、PDCAサイクルの好循環の中にあると言えようと、このようにデータ分析による政策の展開の成功例を挙げております。  しかし、一方で、こういうことも言っています。  私はここは大事なとこじゃないかと思うんですけども、データを取得したとしても、それら情報を活用・分析できる職員がいなければ、公表されているデータ等を産業政策立案の際に生かすことが困難な場合もあると、約4割の市町村がデータを活用できる職員がある程度在籍していると回答している一方で、約6割の市町村がデータを活用できる職員が殆ど在籍していない、または、データを活用できる職員は全く在籍していないと回答しています。  このことから、地域の現状把握の状況には違いがあり、市町村の政策効果には違いが見られるものと考える。とこのように書かれております。経済産業省も、データはその活用が難しいのだと言っているのだと思います。  令和2年度の当初予算見ますと、琴平町総合計画策定業務委託料として、568万7,000円が計上されております。これは、コンサル料だと思いますが、比較的、容易に入手できる人口統計と町民アンケートで作る総合計画策定業務は、ちょっとコンサルに楽をさせ過ぎではないかと感じております。  私は、町長が、計画策定に必要だと思われるデータの収集と整理、そしてそのデータの活用の指導にこそコンサルの力が初めてそこで必要になるのではないかと考えております。町長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  大変、実例といいますか、経産省ですか、のデータに考えたということで、るる説明ありました。本当に最初の話と言いましたように、結局今のお話は、当初予算の策定費用をどうするかということですけども、結局ですか、どういう仕様書で仮に発注するかということになってくると思います。ここは、実はまだ十分また予算審議の中でもいろいろご意見いただきながらしたいなと思っているところでございますけども、ただ単なるよくある項目を作るだけでは、ちょっと物足りないなというのは感じているところで、じゃあどうしたらいいのかというところでございますけども、結局ですね、例えば、先ほどの例でいいますと、富山市の場合ですと、コンパクトシティを作るんだという、一つの目標があって、そのために関連するデータであったり、現状分析をした中で、何が足りないかということ、そういう落とし込みですね、いわゆる、そういうことがあります。琴平町の場合はですね、ご案内のように、人口とか面積とか、そういったデータはあるんですけども、観光客、もちろん観光業を軸とした町づくりをしているのは、これはもう揺るぎない部分でありますけども、でもそれだけじゃないというのは冒頭の議員のご発言、ご指摘もあったように、私も感じているとこで、それは当然やっていかなあかんところでありますけども、それとプラス、今までに足りないところについてもしていかないかんというふうに思っております。私が感じているのは、新しいことをする時には、どうしてもこれまでのことをある程度否定とまでは言いませんけども、素直に失敗したとか、ちょっと方向しなければいけないということを認めないと、新たなことには挑戦できないと思います。それが、どうしても立場上行政であったり、こういう町長という立場であると、どうしてもこれまでの自己否定というのはなかなか難しいもんでございますんで、どうしてもそれをと作りながらやるとなると、思い切ったことはできないと思います。他の質問にも関連することになりますけども、そうしたですね今、現実、現状をしっかり把握した上で、じゃあどういう町を目指す、どういうことを進めるということの、この間の過程があくまでも計画の軸になると思っておりますので、そこまでの計画がこの短い時間と、その予算でできるかどうかわかりませんが、ご指摘のようにですね、ただ、ぽんと放り込んでこれまでどおりの同じようなものの計画作ってくれというのでは恐らく同じものが出てくるので、そうではない、もう少し具体的なより先ほど来ご指摘あるように、どなたが見てもこんな町ができるんだ、こういうことで力入れていくんだなというものが見えるような、そんな計画になるようにはちょっと考えておるところでございます。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  はい、ありがとうございます。私の質問をよくご理解いただけていると思います。本当にうれしい限りです。  次に、見える化ですね、見える化いう言葉がどっから出てきたのか、ちょっとわからないんですけども、よく似た言葉に可視化という言葉があります。一般、業務活動において可視化といいますと、今まで見えていなかったものを見えるようにする。ルールとか、コストみたいなものを、見える状態にすることを可視化とよく使うんですけども、それに対して、この見える化というの、見える化という言葉ですけれども、これはもう見えるようになった問題をその対処の判断基準が常に組織内で共有され、問題や課題に対する改善が、繰り返し行われていく状態にあることを指します。調べてみるとそう書いてありました。トヨタ自動車が始めたとかいう話もありますし、先ほどの答弁でもこの意味で見える化を使われていたと思いますけれども、この見える化の具体策というのをお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  同じ答弁になりますけども、見える化といいますと、どこまでホームページとか、広報とか、いわゆる住民の方に見せれるいうものもありますけども、今の私が考えているのは、先ほど言いましたように、情報共有、これはよくある言葉でありますけども、どうやって情報共有するかということは、先ほど言いましたように、みんなが職員が各自持っているパソコンであったり、そうしたガルーンというものを使ってですね、掲示板であったり、私の予定表も公式の部分は全部職員が見るようになっておりますし、そういったものをもっともっと活用して、共有化していかないかんと思います。勿論会議というものも含めて、共有化をしていかないかんところがありますが、会議を開くものがなくて、同じような課題を一斉送信してできるというシステムをもっともっと活用していきたいなと思いますので、まだそこまでの段階にはなってないということを認識してですね、せっかくある手段でございますので、活用していくように考えております。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  そうですね、庁舎内でまずは情報、互いの情報を共有し合う、それが問題解決に進むんではないかと考えておるところでございます。  次に、③のオープンデータについて質問をいたします。  初めに、堅苦しいのですけれども、定義を申しますと、オープンデータとは、機械判読に適したデータ形式で、二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータであり、人手を多くかけずにデータの二次利用を可能とするものです。つまり、誰でも許可されたルールの範囲内で自由に複製・加工や頒布などができるデータをいいます。勿論商用としても利用可能です。人口統計や公共施設の場所などを初めとした様々な公共データを、住民や民間企業などに有効活用していただき、社会経済全体の発展に寄与することを目的として、世界中で同様の試みに取り組まれているものでございます。  先ほどからデータとか、テクノロジーと聞くと身構えてしまいますけれども、先ほどまでの議論と本質は変わりません。これは、行政が持っている個人情報以外のデータを他者に活用してもらおうと、それが琴平町の発展や利益につながるんだというものですけれども、町長にオープンデータの導入についての見解を求めます。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  答弁いたします。オープンデータの導入についての見解ということでございますけれども、正直なところ、今回ご質問があるまでこのオープンデータというものについての、知識もございませんでしたので、改めて研究させていただきました。  オープンデータとは今ご指摘ありましたように、国や地方公共団体などの公的機関が持っている、保有しております公共データを広く民間に利活用できる形式で、公開することで、ホームページ等でデータが公開されているだけでなく、多種多様なデータが利活用しやすく、二次利用が可能なデータ形式になっており、対象分野には、人口、地理、経済、健康、交通などの多岐にわたるわけでございます。  また、オープンデータの取り組みは、政府のⅠT戦略本部が取りまとめました世界最先端IT国家創造宣言において、行政機関が保有する公共データを国民や企業等による二次利用が可能なオープンデータとして、広く活用することは国民生活の向上、企業活動の活性化を促し、社会経済全体の発展に寄与するものであると位置づけられております。このオープンデータの活用が進みますと、将来的に官・民の情報共有が図られるような時には、町民や各種団体、企業の活動とも連動した上で、経済の活性化、行政の効率化が促進されると言われております。  町といたしましても、保有するデータを二次利用可能な形で提供することは、行政の透明性の向上や、町民参加官民協働を推進する上での新たな情報戦略の基盤になる得るものと考えております。  一方、公共データ活用のための環境整備には、多くの課題がございまして、データ活用に対するニーズの把握であったり、二次利用が可能な形式の標準化、また、情報提供者と利用者との間におけるルール作り、著作権問題などの整理などについて、対応を合わせて、個人情報保護に配慮した取り扱いも必要となっております。いずれにいたしましても、オープンデータの推進につきましては、国、県、他市町参考にしながら、検討してまいりたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  オープンデータの定義はそのように外部の方に利用してもらうということなんですけども、私は、それだけでなくて、先ほど申し上げましたように、やはり、庁舎内でお互いのデータを利用できる。それが、そちらのほうが多いんじゃないかなと、利用の頻度は多いんじゃないかなと、そういう意味で、先ほど、見える化を進めるという時に、このオープンデータいうのを関連があるのかなと思って、今回質問をさせていただいております。  このオープンデータですけども、官民データ活用推進基本法という法律の第11条で、オープンデータの取り組みが、実は自治体義務づけられております。まだまだそれ実施されているのは3、4割ということでございますけれども、そういうこともありますけれども、私は、どちらかというと、それより町の発展のために、この行政が持っているデータは、何でもいいと思います。少しからでも二次利用できるように、公開していただきたいと、一気に完璧な状態で全部出すというのは、それは難しいことだと思いますので、まず、琴平町に都合がいいと言うたら語弊があるかもしれませんけれども、利用していただきたいようなデータを出すというのも一つかなと思っております。  例えば、起業したいとか、どこかに支店を出したいという人がいらっしゃいまして、その人たちが気になるのは、やはり、そこでお店を出して、果たしてどのぐらいお客さんが来るんだろうとか、どれぐらいの収入があるんだろうというのが一番だと思います。それが、実際データで見れるというのは、そこに出店するかどうかの大きなメリットになると思いますので、是非、少しからでもそういうのを取り組んでいっていただければと思ってます。そういう商売だけでなくても、住む人にとってもしかしたらそうかもしれませんので、どうぞまたよろしくお願いしてもらいたいと思います。  そういうデータを公開するというだけでも、私も立派な政策だと思っております。いろんなイベントをする、それも大事ですけれども、そういうデータを公開することで、こちら側でなくて、外部からの力で琴平町を発展させていくというのは、今の時代に合っているのかなと思っております。勿論、イメージアップにも寄与することかなと思っております。  それでは、次の④の質問に移りたいと思います。琴平町では、ここ20年間、行財政改革が継続して行われてきたと思います。経費削減とは、具体的に申しますと、職員数や報酬給与のカット、投資的経費の削減、税率や使用料のアップのことをいうと思いますけれども、これ以上の経費削減は職員個々の意欲や行政自体を疲弊させるだけではないかと思っております。町長が考えている具体策をお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  経費削減についての考え方についてのお尋ねでございます。経費の削減のためには、歳出を削減することが一番あることは十分承知しておりますけれども、かねてより削減は実施しており、これ以上の削減については難しいのではないかなというのも実情でございます。ただ、歳出を減らすのであれば、一般競争させることで、ある程度削減は可能であるかと思いますけども、町内業者育成といういろんな部分考慮することも重要であります。そこで大事なことは、歳入の確保であり、いかに財源確保するか、交付税や交付金、補助金や過疎債など含めた有利な地方債等をいかに上手く活用していくかにかかってくると思います。より一層の経費の削減と表現しておりますが、これまでの削減意識を維持継続する意図で表示していることをお酌み取りください。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  今の答弁を聞いて、安心したところでございます。  次の⑤の質問に移りたいと思います。各種事業の効率化に努め、行政力を向上させるための具体策をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  この効率化という部分に伴いまして、事業の効率化等々によりまして、行政力を向上させることは、先ほどの経費削減とも若干関連はいたしますけども、全課全ての課を対象というわけにはいきませんが、現在、中讃広域情報センターにおきまして、RPAロボティック・プロセス・オートメーションの導入を進めておりまして、今まで人の手で行っていた作業、ある程度の単純作業に限りますけども、プログラミングにより自動化しようとすることを今検討しているところでございます。  これは、仮想知的労働者とも言われておりまして、簡単に言いますと、今まで職員が昼間に行っていたパソコン入力作業などを夜中のうちに自動的に行わすというものでございます。  現在はまだ、取り組み検討中という段階でございますので、十分なものではございませんが、今後の業務の効率化のためには必要となっていくものと思われます。こうしたものを通して、業務を効率化、つまり、少ない職員数の中で、業務量が増えている状況を個々の業務量を減らすいうことについても今後の課題となっております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  RPAという言葉が出てきて、少々驚いたわけですけども、中讃広域のRPA以外に琴平町での業務の効率化の具体策はございますか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  具体策までは至っているかどうかあれですけども、1年前に課の統廃合を行いまして、ある程度、これまでの見直しをしていきました。ただ、本来ならば、これは、課長がいて、主幹がいて、そして課長補佐がいて、いわゆる班といいますか、島ごとに主任がいて、そして会員がいるというこの姿をしていきたいなということで組んでおったわけでございますけども、そこによっては、課長補佐なのに担当の仕事が多いであったり、課長補佐がいるけども主任がいないであったり、課長補佐がいなくて主任がそれにかわる、非常に課によって十分にそういう機能、体制ができていないというのが現状であってですね、職員さんの皆さんには、なかなか上手く対応できてないなというふうに感じておるところでございます。結局のところ、個々の業務量をいかに減らしていくということは、ちょっと脱線するかもしれませんが、超過勤務の問題であったり、十分に有給休暇をとらないかんであったり、大変、今、働き方改革についても、民間だけでなく、我々地方自治体にも課せられるところでございまして、現実問題、なかなか一部の職員に重く負荷がかかっているようなところが改善できてないところは認識しておりますので、そうしたまずは、業務的な効率性という部分を含めて、業務の平均化をして、個々の職員が働きやすい環境作りをしていかないかんなということがまだまだ途中でございますけども、具体策は何かという答弁にはちょっとほど遠ございますけども、現実はそういうところを認識した上で、今、いろいろ考えているところでございます。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  答弁聞かせていただきまして、実は、僕もRPAよりは、今の課の編成とか、どちらかというと、僕はそちらかなと思っておりました。この次⑥の質問なんですけど、これも5に関係がございまして、各種事業の効率化という言葉ですけれども、これは、最適な人員配置をする、行うことをそのように表現されたのかなと思ってたんです。今、答弁少しいただきましたけれども、正規の職員の比率が減少する中で、現在、担当職員一人一人の責任が増々重くなっているようにお見受けします。業務の質、量の数値、町長が考えている最適な人員配置の方法をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  すいません、先走って答弁したようですけども、ご質問につきましては、現状の各課の仕事ぶりを見ますと、業務量に対しまして、比べまして、マンパワーが不足しているように思われます。その原因の大きなものにつきましては、ここ数年の退職者と新規採用者の数が考えられます。参考までに申し上げますと、平成26年度その年度末までには10人が退職し、27年度には新規として10人の採用、内訳は定年5名とそれ以外5名、平成27年度末には4人が退職し、4人のうち定年退職が1名、それ以外の早期の退職者が3名、採用はそのうち3名いたしました。平成28年度末は退職者が4名で、定年退職は2名、それ以外は2名、採用は7名を行っております。  平成29年度の退職者は8名で、8名のうち定年退職は3名、それ以外は5名でございました。採用はそのときは11名行っております。平成30年度の退職者は15名、15名の内訳は、定年が5名、それ以外は10名ということで、採用は13名、再任を4名というふうな、何年かの推移でございます。  職員の人数は、この間、少し微増となっておるわけでございます。しかし、概してベテランの職員が減少し、新人が沢山入ってくるというふうなことは、先ほど申しました傾向で、ここの過去5年間で大変大きく変わっていることは、結果として一人一人のマンパワーが毎年マイナスとなっているふうに思われます。  また、定年を待たず退職する職員も多いことから、計画的な採用ができにくい状態もあり、現在の職員の約半数が若手の主事で占められている現状でございます。さらに、地方分権の流れの影響で、有形無形の様々な業務が増えているわけでございます。1つの課の理想的な配置は課長がおり、課長補佐、その下にそれぞれの担当の主任、その下に主事、主任主事といったことが考えられますが、歪な人員構成と増えた業務量により、適正な配置にすることが厳しい、難しい現状が増えております。  現在、それぞれの課の業務量と一人一人の能力を考えて課の人数は1つのバランスと考えておりますけども、どの課においても、業務量に対して、人数が不足しているのも事実であります。先ほど申し上げましたように、RPAを含めて業務改革、業務のアウトソーシングなどを進めてまいりますが、なかなか解決せず、業務外の時間外の勤務など、職員一人一人に負担を強いている現状でございます。  こうした業務改革につきましては、どうしても初期投資がかかります。率直に申し上げまして、財政規模の小さな本町といたしましては、なかなか踏み切りにくいのも事実でございます。現在、国においても働き方改革が進められておりますが、まず必要なのは、業務遂行の効率化の意識改革を図ることと、複数の担当を複数の職員でこなすような業務の共同化を推し進めることが必要ではないかと思っておりますが、是非ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ただいま答弁の中で、退職、採用、繰り返し、現在歪な人口構成となっているという話でございますけれども、ちょっとお尋ねします。今年度、職員の残業時間が、80時間を超えた、月に80時間を超えた件数をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  総務課長。
    ○総務課長(宮脇 公男君)  済みません。議長のお許しが得たので、答弁させていただきたいと思います。  本年度の状況に言いますと、80時間を超えた者が2名おります。そして、2名のことに関しては、産業医のほうへ連絡して、今後のケアのほうも併せてしていきたいなとは思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  産業医を今後ということですけども、まだしていないということですか。 ○総務課長(宮脇 公男君)  連絡はしました。 ○5番(森藤 泰生君)  わかりました。それでは、これはないと思いますけど、100時間を超えた件数をお尋ねいたします。   (「総務課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  総務課長。 ○総務課長(宮脇 公男君)  失礼します。答弁させていただきたいと思います。  100時間を超えた部分が1人、80時間を超えたのが1人という格好の現在2名という格好になっております。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  少人数ですので、こういう場で言うのがふさわしいのかどうかわかりませんけれども、100時間といったらもう過労死のレベルです。昨年、36の特例条項の上限を設けられておると思いますので、そこは是正していただきたいと思うところですけども、町長は、この超過勤務の現状につきまして、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  私もちょいちょい夜残って昼間ですとなかなかできない業務もあるので、残ることあるんですけど、本当夜遅くまでいる職員に対しましては、感じているところでございます。かといって、早く、定時に帰る職員が悪いとかよいとか、そのあたりが空気としてどうなのかなというのはさておきまして、やっぱり異常な超長期残業、長時間の残業している職員が、今ご指摘にあるように、2名いるということはですね、大変よくない現状であることは感じております。これの改善につきましてもですね、担当の人事含めて、副町長と教育長、総務課長も含めて、対応できないかということで検討しているところでございます。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  特に、その1名、2名ですけれども、それは同一の課ですか。   (「総務課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  総務課長。 ○総務課長(宮脇 公男君)  お許しを得たので、答弁させていただきたいと思います。別々の課です。これも、1年中というのでなしに、1、2カ月、期間的な部分で、1カ月時間数を超えたという格好ですのでよろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  別々の課ということですけれども、課内で、同じ課の中で、1人だけ、1人の職員が超過勤務が突出しているということにつきましては、どのようにお考えでしょうか。   (「総務課長」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、総務課長。 ○総務課長(宮脇 公男君)  すみません、お許しを得たので、お答えさせていただきたいと思います。1人の職員にかかっておるということは、ちょっと業務的には非常に歪かなとは思ってます。その辺、業務の共同でできるような格好の部分を推奨していきたいなとは思ってます。  以上です。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  組織が大きくなればなるほど、仕事ができる人のところに仕事が集まるというのはよくあることかなと思いますけれども、これにも限度がございます。先ほど、100時間でびっくりしたんですけども、社会の常識からも逸脱している状態、それが例え通年ではないと、それでもこれが外部に出ると、これは大変なことだと思います。是非ね、管理職の責任において、早々に適切な就労管理のほうしていただけますように、お願い申し上げます。もしかすると、私が委員長務めている所管の課のことかなとも思いますので、是非、対策のほうよろしくお願いしたいと思います。  それと、先ほどから、若い人材が多くて、歪な形とおっしゃってましたけども、ある意味、本当に未来に向けて、頼もしい限りかなとも思ってもおります。昨日、同僚議員からも横文字が沢山並ぶようないろんな施策のそういう説明、併せての取り組みについての質問ございましたけれども、これも、いや応なくそういう時代がだんだんに来ると思います。その時、やはり、それに対応できる人材が琴平町の中にいるというのは頼もしい限りと思いますので、是非、その若い職員を育てて、明日の琴平町を担う職員にするよう先進地研修とか、力を入れていただきたいなと思いまして、これで、私の一般質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上で、5番、森藤 泰生君の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  委員会審査のため、3月11日から3月24日までの14日間を、休会いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  異議なしと認めます。  したがって、3月11日から3月24日までの14日間を、休会とすることに決しました。  本日は、これで散会いたします。  ご審議、お疲れさまでした。               (閉会 午後3時31分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...